全国自然いきものめぐりスタンプラリー 日本全国の国立公園をまわっていろいろな“いきもの”に会いに行こう!

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羅臼ビジターセンター(らうすびじたーせんたー)

施設写真

 羅臼ビジターセンターは、知床世界自然遺産・知床国立公園の羅臼側の玄関口にある、人と自然を結ぶための拠点施設です。シャチの骨格標本やヒグマ、トドの剥製、触って体感できるハンズオンコーナーなど、知床の自然、歴史、文化、利用に関する展示を行っています。特に、シャチの骨格標本は一見の価値ありですよ!
 また、ハイビジョン映像「知床・羅臼の四季」では、原生的な知床の自然風景やそこに生きる野生動物の営みをご覧いただけます。
 知床の自然をより深く知ることは、より楽しむことにつながります。知床にお越しの際はぜひお立ち寄りください。

施設情報

住所〒086-1822 北海道目梨郡羅臼町湯ノ沢町6-27
TEL0153-87-2828
開館時間・9:00~17:00
・10:00~16:00(11月~4月)
休館情報月曜日および年末年始
入館料無料

シンボルいきもの

オリジナルスタンプ

シンボル写真

和名オオワシ
分類タカ目タカ科
学名Haliaeetus pelagicus pelagicus
分類、学名の出典文献日本産野生生物目録-本邦産野生動植物の種の現状- 脊椎動物編(環境庁編、1993)
漢字表記大鷲
カテゴリー動物(鳥類)
出会える時期12月~3月
出会える場所主に知床や北海道東部の海岸線
解説翼を広げたときの幅が220~250cmもある大きなワシです。ロシア極東で繁殖し、日本へは越冬のため飛来してきます。世界的にも生息数が少ない鳥ですが、電線による感電事故、交通事故、鉛中毒などで傷ついた個体が毎年保護されています。美しく雄壮な姿から、アイヌ語では「カパッチリカムイ(=ワシの神)」と呼ばれています。

※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。

周辺でみられるいきもの

いきもの写真

和名シャチ
カテゴリー動物(哺乳類)
出会える時期4月~6月
解説 おなじみ、白と黒に色分けされたクジラの仲間。体長はオスで最大10m、体重は6~9tにもなります。「海のギャング」とも呼ばれますが、母親を中心とした家族で群れを構成し、非常に社会的な生活をしています。羅臼では、観光船から観察できますよ。アイヌ語では「レプンカムイ(=沖にいる神)」と呼ばれています。

いきもの写真

和名カラフトマス
カテゴリー動物(魚類)
出会える時期8月~9月
解説 知床半島の多くの河川で遡上する姿を観察できます。体長は50~60cmほど。ヒグマなどにとって重要な食料であり、海でたくわえた栄養を山へと運ぶ、知床の生態系にとって欠かせない役割を担っています。アイヌ語では「トピリ」「エモイ」「ヘモイ」などと呼ばれています。

※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。