全国自然いきものめぐりスタンプラリー 日本全国の国立公園をまわっていろいろな“いきもの”に会いに行こう!

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大久野島ビジターセンター(おおくのしまびじたーせんたー)

施設写真

大久野島は、島全体が瀬戸内海国立公園となっています。ゆっくり散策しても1時間ほどで島を一周することができる小さな島です。大久野島ビジターセンターでは、島で出会うことの出来る植物や生き物たちの紹介をはじめ、大久野島周辺にすむ希少な生き物の紹介や島の歴史について学ぶことができます。また、施設で利用している自然エネルギーを体験しながら学ぶことも出来ます。大久野島に来島されたら、まずは大久野島ビジターセンターにご来館ください!島の自然や歴史を楽しむためのヒントがたくさんありますよ!

施設情報

住所〒729-2311 広島県竹原市忠海町大久野島
TEL0846-26-0100
開館時間9:00~16:00
休館情報毎週水曜日(1月~2月は水曜日・木曜日)、年末年始
入館料無料

シンボルいきもの

オリジナルスタンプ

和名スナメリ
分類クジラ目ネズミイルカ科
学名Neophocaena phocaenoides
分類、学名の出典文献日本動物大百科 第2巻 哺乳類Ⅱ(平凡社、1996)
漢字表記砂滑
カテゴリー動物(哺乳類)
出会える時期通年(めったに出会えません)
出会える場所船舶乗船時(めったに出会えません)
解説体長は1.5m程度、世界で最も小さいイルカの仲間です。背びれや口ばしはなく、正面から見ると笑っているように見え、とても愛嬌のある顔つきをしています。海砂採取(コンクリートの原料に混ぜる)の影響もあり、大久野島周辺の海域ではほとんど見ることができなくなっていましたが、最近では少しずつ目撃情報が増えてきています。

※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。

周辺でみられるいきもの

いきもの写真

和名イソヒヨドリ
カテゴリー動物(鳥類)
出会える時期通年
解説主に海辺の護岸や崖などに生息しています。成鳥のオスは、青と赤のコントラストが綺麗で、澄んだ美しい声でさえずります。メスや幼鳥は地味な色をしているので、他の鳥と見分けづらいかもしれません。大久野島では、海沿いの遊歩道を散策していると出会います。

いきもの写真

和名スナガニ
カテゴリー動物(甲殻類)
出会える時期6月~9月
解説甲幅は2.5cm程度、粒の細かい砂浜の満潮線あたりに穴を掘って暮らしています。左右どちらかのハサミが大きく、大きい方のハサミに発音器官があります。海岸の埋め立てによる砂浜の減少で、数が減ってきています。人や動物の気配を感じると、すばやく巣穴に逃げ込むので、出会うのはとても難しいカニです。

いきもの写真

和名アカテガニ
カテゴリー動物(甲殻類)
出会える時期6月~9月
解説甲幅は3.5cm程度、海岸近くの林や土手、河口の草むらや田んぼなどに巣穴を掘って暮らしています。夏の満月、新月の夜にメスはお腹にかかえた幼生(=赤ちゃん)を海に放します。島周辺の海ではタコ釣りがさかんで、昔はこのアカテガニを使ってタコ釣りをしていました。

いきもの写真

和名ヤマモモ
カテゴリー植物
出会える時期通年
解説島での花期は3月下旬~4月上旬ごろ、果期は6月下旬~7月上旬ごろです。雌雄異株で、雌株には、直径1~2cmのまん丸な赤い実がたくさんつきます。ビジターセンター玄関前の雌株は大木で、たいへん見ごたえがあります。島のいたるところに生育しています。

いきもの写真

和名ザイフリボク
カテゴリー植物
出会える時期通年
解説島での花期は4月初旬~中旬ごろです。5枚の細長い花びらは白く、その花は采配(=軍を率いる指揮具)に見立てられたため、名づけられたそうです。島のいたるところに生育しています。

※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。