全国自然いきものめぐりスタンプラリー 日本全国の国立公園をまわっていろいろな“いきもの”に会いに行こう!

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鳥取砂丘パークサービスセンター(とっとりさきゅうぱーくさーびすせんたー)

施設写真

鳥取砂丘市営駐車場内にある鳥取砂丘パークサービスセンター。館内には砂丘のことを熟知したスタッフが常駐し、おすすめの散策コースや風紋ができやすいエリアを紹介しています。隣接する鳥取砂丘パークインフォメーションには鳥取砂丘に関する様々な情報パネルが掲示されています。「どうして砂丘はできたの?」「砂丘にも生きものはいるの?」そんな疑問はずばりここで解決。また、パークインフォメーションは散策用サンダルの無料貸出や探検マップの設置、広い足洗い場などが完備され、みなさんの砂丘散策を完全サポートいたします。鳥取砂丘へお越しの際はぜひお立ち寄りください。

施設情報

住所〒689-0105 鳥取県鳥取市福部町湯山2164-661
TEL0857-23-7652
開館時間8:00-17:00
休館情報年中無休
入館料無料

シンボルいきもの

オリジナルスタンプ

シンボル写真

和名イソコモリグモ
分類クモ目コモリグモ科
学名Lycosa ishikariana
分類、学名の出典文献日本産野生生物目録-本邦産野生動植物の種の現状- 無脊椎動物編Ⅰ(環境庁編、1993)
漢字表記磯子守蜘蛛
カテゴリー動物(昆虫類)
出会える時期春~夏に出会いやすい
出会える場所海岸近くの砂地が多いが内陸
解説砂浜海岸に生息する約2cmのクモ。直径1cm、深さ約20cmの巣穴を掘って生活しています。砂丘では様々な昆虫の巣穴を目にしますが、この巣穴は砂が崩れないように入口を糸で補強しており、他の巣穴と見分けることができます。春に卵を産み、ふ化すると何百匹もの子どもを背中に乗せます。その名の通り「磯で子守をするクモ」。

※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。

周辺でみられるいきもの

いきもの写真

和名ハマニガナ
カテゴリー植物
出会える時期春と秋に開花
解説砂丘の広い範囲で見かけることができます。地下茎が地中をはうように伸び、地表には葉だけが顔を出しています。春に可憐な黄色い花を咲かせます。夏になると枯れてしまうものもありますが、地下茎は生き残っており、秋には再び葉を出して花を咲かせます。

いきもの写真

和名カワラハンミョウ
カテゴリー動物(昆虫類)
出会える時期
解説背中にある黒い斑紋が特徴的なハンミョウ。細く長い足で砂の上を滑るように走り、その姿から「砂丘の忍者」と呼ばれます。砂の表面温度が上がると足を伸ばして暑さから身を守ります。ペアの姿もよく見かけますが、上がオス、下がメスです。

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和名ハマゴウ
カテゴリー植物
出会える時期夏に開花
解説海岸部~内陸まで広い範囲に分布しています。クマツヅラ科の小低木で、地表をはうように枝を伸ばします。夏に青紫色の花を咲かせ、その後実をつけます。ハマゴウの名の由来の一つに「浜香」とあるように、乾燥させた実はハーブのような香りがします。(砂丘内での採取は禁止されています。ご注意ください。)

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和名ハマスズ
カテゴリー動物(昆虫類)
出会える時期夏~晩秋
解説体長わずか約7mm、体色は砂にそっくりのため、見つけるのはちょっと難しいです。植物群落にある巣穴の前でじーっと待っていると、ひょっこり出てきてくれることもあります。夏~晩秋の夜、「ジーチチチ、ジーチチチ」という涼やかな鳴き声を聞くことができます。

※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。