真庭市との共創取組GREENable(グリーナブル)が開始されて5年目となる本年も、「地域」と「都市」の両地におけるGREENableのモノ・コト・体験の提供によって、国立公園を舞台とした「ウェルビーイング(高い生活の質)の実現※」に向けた前進を図りました。
※環境省 第六次環境基本計画の最上位概念
【地域(真庭市)】
●GREENableの体験メニュー21種の開発~催行の伴走支援
「持続可能な人の営みを、自然の中で考える」というフレーズを掲げるだけでなく、実際に体験機会が提供される施設であり続けるための伴走支援を地域事業者複数に対して実施。
●「保護と利用」が両立するトレラン大会FORESTRAILの発展
「既存のトレイルランニング大会」と「地域に継がれてきた環境保全活動」をGREENableの理念で掛け算した企画の3年目。大会参加者は681名、計11回開催した登山道整備や環境保全活動の参加者は71名と、いずれも昨年を上回った。
●めぐる、つながる発酵フェス
(地域循環共生圏@大山隠岐国立公園)地域特有の土壌・水・気候が育んだ自然の恵みを無駄なく使い切る尊い文化が継がれてきた真庭の発酵食。国立公園近接のGREENable HIRUZENで開催したマルシェでは2757人(前比169%)が美味しさを通じて自然共生や地域循環共生の価値を体感した。
●「観光人材育成講座」の企画・実施
インバウンドで賑わう一部地域を除き、少子高齢化によって国内観光人口の激減が想定される日本。量が減る分、高付加価値化によって利用回数や単価を上げることが求められる中、百貨店の販売員教育プロ講師が「リピーターに支持される次世代型観光」に必要な要素をお伝えする講座を、蒜山高原と湯原温泉で実施。
【都市(大阪・東京)】
●阪急うめだ本店 イベントGREEN NEIGHBORHOOD LIFE
年間800万人が来訪する9階「祝祭広場」の人気イベントにGREENableのブースを出店。2751点の商品が購買され、都市生活者の地域への関心を高めた。
昨年に引き続き、2回目となる阿蘇の草原保全への参加や支援を都市生活者に呼びかけるイベント「SAVE THE ASO ~草原とアートの融合~」を開催。
https://website.hankyu-dept.co.jp/hakata/h/2024/1225aso/
国立公園・国定公園を舞台として「人と自然が共生する洗練されたライフスタイル」を広げる活動GREENable(グリーナブル)の、新たなパートナー地域募集を開始。
https://website.hankyu-dept.co.jp/honten/h/greenage/greenable.html