株式会社阪急阪神百貨店

大山隠岐国立公園 蒜山高原

環境省グッドライフアワード「環境社会イノベーション賞」受賞

大山隠岐国立公園蒜山高原における「地域循環共生圏」の取組みを、百貨店の知見を生かした伴走支援によってブランド化し、提供コンテンツの高付加価値化を実現。

23年4月に阪急うめだ本店(大阪)にオープンした自然共生をテーマとしたフロアGREEN AGEと連動させたことで「地域と都市」を結び、地域への新たな人流を生み出したことが評価され受賞に至った。

【プレスリリース】
https://data.swcms.net/file/h2o-retailing/ja/news/auto_20231227509661/pdfFile.pdf

「保護と利用」が両立するトレラン大会、2年目の進化
「既存のトレイルランニング大会」と「地域に継がれてきた環境保全活動」をGREENableの理念で掛け算した企画の2年目。今年は、かねてから生態系の保護・再生や環境との調和を提唱してきたプロ・トレイルランナー石川弘樹氏による大阪でのトークセッションや、同大会へのゲストランナー参加を通じて「人と自然が共生する暮らし」に対する共感の輪を都市で広げて、大会参加者、保全活動参加者数ともに大きく増加した。
キッズ向けホースキャンプの企画~催行
国立公園の豊かな自然の中で、乗馬体験を核に生きもの観察や川遊びなどの遊びの中で生物多様性を学ぶ小学生向けのツアー。乗馬はリオデジャネイロオリンピック出場の選手(蒜山ホースパーク代表)が直接指導するマンツーマンレッスンを含み、英語のネイティブ対応も。
労働組合SDGsツアー@蒜山高原
弊社の労働組合が企画したSDGsツアーでは、従業員の環境意識を醸成するフィールドとして大山隠岐国立公園を利用。参加者曰く「視察や座学も勉強になったけど、皆で泥だらけになって行った環境保全活動がいちばん楽しかった」と好評であった。
「観光人材育成講座」の企画・実施
国立公園および近接地域における提供サービスの高付加価値化のために「ひとつ上の水準」を目指す人材育成の必要性を感じて実施した企画。 ※OP企業複数による協業事例(ベルトラ様、エコロジック様)

阿蘇くじゅう国立公園

イベント「SAVE THE ASO」@博多阪急蒜山高原での活動に共感した博多阪急のメンバーが、自ら主導して同僚
と共に阿蘇の草原保全活動に参加。博多阪急は熊本県から「阿蘇草原応援企業サポーター」として認定され、阿蘇くじゅう国立公園の豊かな草原景観や生態系を次の世代に継ぐための支援活動を開始するとともに、店頭イベントを通じて都市生活者に参加を呼び掛けた。

瀬戸内海国立公園 六甲地域

東おたふく山草原保全活動に初参加

戦前までは茅を得るための草刈り場として利用され、1948年には約83haの草原面積があったが現在は約1/10の9haにまで減少。優占種もススキからネザサに置き換わり、草原生の草花も少なかったが、近年は有志の活動によって復活してきている。弊社の地元圏にある課題を知るために参加した。