株式会社大分銀行

大分銀行、肥後銀行、くまもとDMC、OitaMadeの4社で構成する「阿蘇くじゅうサイクルツーリズム推進協議会」において、観光庁補助事業「地域観光新発見事業」を活用し、以下の取組みを実施。

1.事業概要

阿蘇くじゅう国立公園の地域資源とサイクルツーリズムを活用し、観光イベントによる情報発信を行うともに、プロサイクルチームとの連携による新たな観光コンテンツ(アクティビティ)の創出により、地域への誘客を推進する。

2.具体的取組み内容
(1)プロサイクルチームとの連携による、地域資源を活用した新たな観光コンテンツの提供
  • ①阿蘇くじゅう国立公園を中心とした自然景観や温泉等の地域資源を活用した観光コンテンツの造成。
  • ②プロサイクルチーム「スパークルおおいた」と連携し、独自性・新規性のある「プロチームによるガイド付きツアー」を提供する。(国立公園、周辺エリアの案内・プロならではの視点から国立公園ライドのアドバイス、コツを伝授・ライドだけでなく食文化や温泉、自然にも触れる内容を想定※メカニックも帯同)
  •  → 11月にモニターツアー、2025年1月にファムツアーを実施し、サイクルコンテンツを造成中。
  • ③予約管理システム(JTB BOKUN)を導入し、造成した商品の情報を的確にサイクル好きに届けるため専門誌(BicycleClubなど)等を活用し情報発信を行う。既存サイト(Aso Kuju Cycle Fields)の更新・情報拡充も図る。
  • ④Eバイク及びサイクルラック等、新コンテンツの提供に必要となるハードを整備する。
(2)観光イベント「Aso kuju Cycle Festival」の開催
  • ①過去の観光庁補助事業で造成したサイクルルートを活用した地域間連携によるサイクルイベントを開催し、「阿蘇くじゅうエリア=サイクルツーリズムの聖地」のイメージ化に取組む。従来の単発イベントで終わらせないためにSNSやアンケートを活用しイベント参加後に再来訪してもらえるように参加者との関係を強くする。
  • ②2024年10月開催予定の大規模国際レース「ツールド九州2024」とも連携し、開催効果の最大化を図る。
    また、日本風景街道のひとつ「やまなみハイウェイ」の開通60周年、「阿蘇くじゅう国立公園」の指定90周年記念イベントとして位置付け、相乗効果を発揮する。