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吉野熊野国立公園 山から海へ。水の流れを追うように信仰の地を旅する。
ストーリー
紀伊半島の中央部から南部にかけて、三重、奈良、和歌山の三県にまたがって位置している吉野熊野国立公園。急峻な連峰と原生林に降った雨は、深い渓谷を経ていくつもの河川が合流し、熊野灘に至ります。山から海までの連続性を感じられる、日本の自然の特徴を凝縮したような場所です。また、古くから熊野信仰の中枢をになっている場所でもあり、熊野古道は信仰の道として、いまなお国内外から多くの人が歩きにきます。今回の旅は100年以上の歴史を持つ、瀞ホテルからスタート。この瀞ホテルは、かつて熊野の山で伐採した木材を北山川を流して港新宮まで届ける筏師と呼ばれる人々に愛されてきましたが、今は宿としての役割は終え、瀞峡を堪能する絶好の立地のカフェとして人気スポットになっています。瀞峡は、気の遠くなるような年月をかけて浸食された渓谷美が変わらず残されている場所でもあります。流れも緩やかなのでSUPでの水上散歩が楽しめます。2日目には、熊野川を三反帆(さんだんぼ)という船で遊覧します。さらに鬼ヶ城など海岸沿いの景勝地を車で巡り、熊野那智大社で落差133mの壮大な那智の滝の壮大さに触れます。最終日は南紀の海岸沿いでシーカヤックのガイドツアー。渓谷から海まで水の流れを追うように、吉野熊野の自然を体感することができる3日間です。
※ 天候や体調が悪い時には無理をせず、余裕をもって、計画を立てましょう。
DAY 01
国立公園ならではの魅力・体験
深いV字谷を刻む熊野川の瀞峡でSUPを楽しみます。永い年月をかけて浸蝕されたこの場所は美しさだけでなく、自然の力強さも感じられる場所です。また、かつては山から港へと木材を運ぶための川の道として利用されてきた歴史もあり、地域の暮らしを支えてきました。昼食後は本宮に向かい、熊野古道ウォーキングでこの地に根付く信仰の歴史と自然を体感。宿泊は川湯温泉。川から温泉が湧くこのエリアでは、河原を掘って自分だけの温泉を作って楽しむことができます。
羽田空港
南紀白浜空港
瀞峡SUP体験(瀞ホテル)
国立公園ならでは魅力・体験
- 古くから川の道として生活や林業を支えてきた瀞峡に身を置いて水の恵みを体感し、熊野古道で信仰の歴史に触れる。
(SUPに参加しない方は、ゆったりと流れる翡翠色の川を眺めながら思い思いの時間をお愉しみください。)

瀞ホテルで昼食
世界遺産・熊野古道 中辺路ウォーキング:三軒茶屋跡~熊野本宮大社~大斎原
チェックイン
川湯温泉
河原の砂利を掘って自分だけの温泉入浴、川湯体験(3月~11月※)
※12月~2月は野趣あふれる大露天風呂「仙人風呂」をご利用頂けます。
DAY 02
国立公園ならではの魅力・体験
熊野川はかつて、大切な水上交通の手段であり、1960年頃までは、資材の運搬や交通手段として数多くの三反帆が熊野川を行き来しました。いまも残る三反帆に乗り込み、風と歴史を感じながら熊野川を行くことで、まるで時空を超えたような体験ができるはずです。午後は、鬼ヶ城や花の窟などの奇岩を巡り、落差133mという那智の滝をご神体とする熊野那智大社に参拝します。
熊野川沿いの景観を楽しみながらのドライブ
伝統の三反帆で熊野川を遊覧体験 国立公園ならでは魅力・体験 -古代から旅人が利用してきた三反帆で熊野川を行く。

道の駅 紀宝町ウミガメ公園(昼食)
世界遺産・鬼ヶ城/花の窟、日本書記で国産みの舞台となった獅子岩を周遊
熊野那智大社・青岸渡寺を参拝
ホテルにチェックイン
勝浦温泉
DAY 03
国立公園ならではの魅力・体験
最終日は南紀の海へ出ます。国の天然記念物にも指定されている橋杭岩では、大小40もの石柱が並ぶ、特別な風景を楽しめます。そのあとは田辺湾でのシーカヤックツアー。国の天然記念物である神島を周遊しながら、壮大な景色を楽しむだけでなく、古くから海の幸を享受してきた、里海の暮らしにも触れることができます。
熊野灘沿岸の景観を楽しみながらのドライブ
橋杭岩
串本海中公園にて散策
昼食
自然を感じるシーカヤックに乗って、国の天然記念物で上陸禁止の神島などを周るガイドツアー!
国立公園ならでは魅力・体験
-海へと漕ぎ出し、南紀の海の美しさと海に寄り添った“里海文化”に触れる。
(シーカヤックに参加しない方には、公認ガイドの案内で、3つの地質に育まれた南紀熊野ジオパークの素晴らしさや歴史・文化を体感することもおすすめです(要事前予約))

白浜空港
羽田空港
