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十和田八幡平国立公園 焼走りコース
原始の姿を残した焼走り熔岩流と、コマクサのお花見コース
コース概要
柳沢コースと並んで人気の焼走りコースはその名のとおり、焼走り熔岩流に登山口を持つコースです。コース上にある2つの噴火口跡からの眺望はすばらしく、熔岩流の全容や東東北を一望することができます。
樹林帯を抜けると、日本有数のコマクサ群落が現れます。6月下旬が見ごろで、この時期の登山は「コマクサのお花見」とも言われます。
また、登山口や8合目などからは、「南部富士」と称される岩手山の整った山容を見ることができます。
コース名 | 焼走りコース |
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タイプ | 登山 |
所要時間 | 5時間10分(片道) |
距離 | 8.5 km(片道) |
アクセス
区間 | 交通機関名 | 時間 |
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西根IC→焼走り登山口 | 自家用車 | 約15分 |
※ 詳しくは各交通機関の窓口・ホームページなどでご確認ください。

コース
※コースタイムや距離は目安です。
登山口
徒歩/登り 2時間 下り 1時間半
噴出口
徒歩/登り 2時間半 下り 1時間40分
平笠不動避難小屋
徒歩/登り 40分 下り 30分
山頂
焼走りコースの見どころ
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コマクサ岩手山の砂礫が広がっている斜面には、コマクサが群生しており、7~8月には愛らしい花を咲かせます。コマクサの葉は夜露を貯めやすい形状をしており、他の植物が生えにくい砂礫地でも育つことができます。
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第1・第2噴出口跡コースの名前の由来となっている焼走り熔岩流は、享保16年(1732年)にこの噴出口から流れ出たものです。火口は全部で5つあったと考えられ、9日間にわたり噴火が続いたといわれています。現在では雄大な眺めを楽しめる休憩スポットです。
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平笠不動避難小屋上坊コースと合流後1時間ほどで平笠不動避難小屋に着きます。元々は文政6年(1823年)に建てられた接待小屋(信仰登山者が休憩した小屋)がありました。目の前には岩手山が大きく見えます。水場はありませんがトイレ休憩ができます。ここから山頂まではあと少し。