- ページ内を移動するためのリンク
- 本文(c)へ


妙高戸隠連山国立公園 夢見平「夢見ごこちな神の道」コース
ミズバショウの花の群生と高原の優しい風に癒される
コース概要
夢見平遊歩道は妙高市笹ヶ峰牧場の南に位置する標高約1,350mの高原の中にあり、ブナの自然林・巨木・湿原と変化に富み、四季の草花や自然林の変化を楽しめる自然いっぱいのコースです。夢見平には昭和の初めに製材所が置かれ、トロッコの軌道があったことから、その軌道跡や運搬のための道を利用した遊歩道が敷かれており、林野庁の森林セラピーロードにも指定されています。
夢見平遊歩道を散策していくと、ブナの森、カラマツの森、ミズナラの森など、様々な森林のタイプや、夢見平湿原などのいくつかの湿原を見ることができます。初夏には、ブナやミズナラなどの新緑とともに、湿原にはミズバショウが白い苞(ほう)が輝き、すがすがしい景色を堪能することができます。
また、夢見平遊歩道の入口にある「神道の門」が象徴するように、近隣に神道山が、遊歩道沿いには稲荷神社が、神彦・道姫と名付けられたミズナラが、カツラの巨木が、、、とどこか神様に通ずるような資源に出会うことができます。
コース名 | 夢見平「夢見ごこちな神の道」コース |
---|---|
タイプ | ハイキング |
所要時間 | 3時間45分 |
距離 | 10km |

コース
※コースタイムや距離は目安です。
乙見湖休憩舎
徒歩/20分(1 km)
ブナの歩道
徒歩/30分(1 km)
軌道跡分岐点
徒歩/1時間(2.5 km)
製材所跡
徒歩/1時間30分(2 km)
六美展望台
徒歩/45分(1 km)
夢見平湿原
徒歩/1時間(1.5 km)
ブナの歩道
徒歩/20分(1 km)
乙見湖休憩舎
夢見平「夢見ごこちな神の道」コースの見どころ
-
ミズバショウの群生ミズバショウの花が咲き誇る夢見平湿原5月中旬から下旬にかけて夢見平湿原や遊歩道沿いには、ミズバショウの花が咲き誇り、ミズバショウの白い苞(ほう)と遠くに山々に見える白い残雪が訪れた方の心をさわやかにし、自然と笑みがこぼれます。遊歩道は緩い傾斜となっており、気軽にハイキングを楽しむことができます。
-
林業の歴史を語る数々の史跡夢見平では昭和時代初めに林業が盛んに行われていました。その歴史を物語るものとして、「妙高簡易製材所跡」や「炭焼跡」「学校跡」を見ることができます。遊歩道も「軌道跡」であり、自然と共生しながら営まれてきた生業の跡をたどる道です。
-
寄り添い続ける「縁結びの木」約200年にわたってブナとミズナラが静かに寄り添う「縁結びの木」。種類の異なる樹木ながら、仲良く寄り添う姿は、この森が長い間多様な生きものによって成り立っていることをあらわしているかのようです。
遊歩道沿いには、ミズナラやハルニレ、カツラの巨樹やユニークな名前の付けられた樹木が点在していますので、物語を思い浮かべながらたどってみてはいかがでしょうか。