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霧島錦江湾国立公園 アバンダントしらとり郷土の森散策コース
アバンダント(豊か)な森で巨木に驚き、森の生命力を感じよう。
コース概要
沢沿いの天然の原生林が保護されている「アバンダントしらとり郷土の森」を散策し、最後に白鳥温泉で疲れを癒すコースです。この森は、自然環境の保護や、森林を教育の場として活用するため、平成13年に、えびの市と九州森林管理局が保存協定を締結した、85ヘクタール余の国有林です。木の種類はアカマツ・ミズナラ、モミ・ツガ、アカガシ・スダジイ・イスノキ等と多く、また、大木・古木の貴重な群生地で、推定樹齢220年以上、幹周り280
cm以上の巨木が約600本が群生しています。
※人里離れている原生林のため、携帯電話の電波が弱く、登山のための装備が必要です。
※アバンダントとは、英語で『豊かな・豊富な』という意味です。
※火山活動の影響により通行止めの区間があります。
えびのエコミュージアムセンターで最新の登山情報を確認し登山を開始してください。
コース名 | アバンダントしらとり郷土の森散策コース |
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タイプ | 温泉、登山 |
所要時間 | 4時間15分 |
距離 | 9.9km |

コース
※コースタイムや距離は目安です。
えびのエコミュージアムセンター
徒歩/30分(2 km)
甑岳登山口
徒歩/50分(2.4 km)
アバンダントしらとり郷土の森案内板
徒歩/45分(1.1 km)
満谷林道分岐点
徒歩/15分(0.6 km)
スダジイ巨木
徒歩/60分(1.5 km)
白鳥川源流
徒歩/30分(0.7 km)
白鳥温泉 下湯
徒歩/20分(1.3 km)
白鳥温泉 地獄
徒歩/5分(0.3 km)
白鳥温泉 上湯
アバンダントしらとり郷土の森散策コースの見どころ
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天然原生林の巨木「アバンダントしらとり郷土の森」の中の、人間が小さく見える、様々な種類の巨木群を紹介します。湿度が高いので、巨木の根元についている苔も美しく、見事です。
まず、スダジイの巨木:直径199 cm(幹周り624 cm)、樹高19 m。残念ながら平成28年8月に倒れてしまったアカガシの巨木:直径238 cm(直幹周り740 cm)、樹高19 m。モミの巨木:直径157 cm、樹高30 mなどが見られます。 -
下湯の庭園風露天風呂白鳥温泉(下湯・上湯)白鳥温泉はえびの市街地からえびの高原に向かう途中にあり、与謝野鉄幹・晶子夫妻が昭和4年7月に立ち寄った時に詠んだ歌碑がある下湯は、森林にかこまれた庭園風露天風呂、介助を必要とする人でも温泉が楽しめる貸切風呂が人気です。また500 m離れた上湯は、西郷隆盛が征韓論に敗れて下野した際の心身の疲れを癒やしに3ヶ月間滞在した歴史ある温泉で、天然蒸し風呂と加久藤カルデラを一望できる絶景の露天風呂がおすすめです。
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白鳥川源流「アバンダントしらとり郷土の森」を源流とする白鳥川の谷があります。近くには簡易水道の設備がある程の清流で、浅いプールとなっている場所があり夏には子供たちが水遊びをしています。この川は川内川の支流となっていて、60 kmほど離れた薩摩川内市の河口で東シナ海に注いでいます。