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阿蘇くじゅう国立公園 泉水グリーンロードコース
ススキなびく高原と、くじゅうの火山を感じるドライブコース。
コース概要
泉水山の山麓、ススキが揺れる高原の中をドライブします。道路沿線にある地獄や地熱発電所では、火山が織りなす大地のエネルギーを感じることができます。
タデ原湿原のある長者原を出発し、泉水山の麓をぐるっと周る通称「泉水グリーンロード」を走ると、目の前に涌蓋山が見えてきます。形が富士山に似ているために「小国富士」と呼ばれます。筋湯の温泉街を通り抜けると、小松地獄園地があります。駐車場に車をとめ、そこから20分程度の散策路を進むと、地面から直に蒸気が吹き出している場所があり、地球の鼓動を肌で感じることができます。駐車場に戻り、数分で八丁原の地熱発電所へ。蒸気を吹きあげている巨大な施設は、地熱発電では日本一の発電規模を誇ります。
コース名 | 泉水グリーンロードコース |
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タイプ | ハイキング、ドライブ |
所要時間 | 57分 |
距離 | 9km |

コース
※コースタイムや距離は目安です。
長者原ビジターセンター
自動車/5分(3.2 km)
九重青少年の家
自動車/5分(4 km)
小松地獄 公共駐車場(徒歩)
徒歩/20分(0.4 km)
小松地獄(徒歩)
徒歩/20分(0.4 km)
小松地獄 公共駐車場
自動車/7分(1 km)
八丁原地熱発電所
泉水グリーンロードコースの見どころ
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ヒゴダイと草原を眺めながら走る道路飯田高原ノーベル賞受賞作家・川端康成は、小説「波千鳥」の中で、飯田高原のことを「ほんとうに美しい夢の国がここに浮かんだような高原でした」と表現しています。草原には春の野焼き後、草花が一斉に咲き誇ります。5月頃には緑が濃くなり、一面の草原となります。また10月頃、銀色に輝くススキの穂がたなびく様は、とても美しい情景です。
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いたるところから吹き上がる蒸気小松地獄地面から吹きあがる蒸気と、ぼこぼこと不気味な音を立てて噴出している熱い泥は、地球内部での活動の激しさを想像させます。散策路は木道が整備されており、途中には噴出した熱湯の溜まりを使って、持参した卵でゆで卵を作れる場所もあります。
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蒸気をあげる発電所の様子八丁原地熱発電所地中から吹き出す高温の蒸気を利用して発電を行っている地熱発電施設です。展示館は無料で、地熱発電の仕組みの説明や、施設の見学を通じて、自然のエネルギーを感じることができます。