- ページ内を移動するためのリンク
- 本文(c)へ


阿蘇くじゅう国立公園 扇ヶ鼻コース
くじゅう連山屈指のミヤマキリシマの名所を目指す。
コース概要
古く、中世の頃より存在するとされる赤川温泉。この温泉の赤川荘の前から登り始めます。すぐに久住山方面と扇ヶ鼻方面への分岐となり、この扇ヶ鼻へのルートは、はじめはアセビなどの灌木や植林地帯の中を歩きます。次第にネザサやススキなどの草原地帯となります。少し傾斜のある斜面を登りきると、なだらかな山頂付近に出ます。この一帯は、6月になるとミヤマキリシマが一面咲き誇ります。特に山頂付近から東に伸びた台地に群生するミヤマキリシマは圧巻で、花を間近に観察できます。また、山頂には大きな岩が点在し、そこからは、涌蓋山や久住山、南には遠く阿蘇山の展望も楽しめます。
コース名 | 扇ヶ鼻コース |
---|---|
タイプ | 登山 |
所要時間 | 3時間10分 |
距離 | 4.6km |

コース
※コースタイムや距離は目安です。
赤川登山口
徒歩/110分(2.3 km)
扇ヶ鼻
徒歩/80分(2.3 km)
赤川登山口
扇ヶ鼻コースの見どころ
-
一面を覆う見事な紅葉紅葉に染まる肥前ヶ城扇ヶ鼻から見て久住山の手前にどっしりと横たわる台地状の山が肥前ヶ城です。6月にはミヤマキリシマが斜面をピンクに彩ります。扇ヶ鼻と肥前ヶ城の間の谷は切り立った崖となっており、10月から11月の紅葉はみごとです。
-
ミヤマキリシマの群生扇ヶ鼻山頂扇ヶ鼻山頂から東へ伸びた台地には、ミヤマキリシマが群生しています。くじゅう連山の中でも有数の株数で、6月のミヤマキリシマの時期にはピンクのじゅうたんが広がります。山頂付近からは、久住山の荒々しくそびえ立つ山容を見ることができます。
-
山頂からの眺め久住高原と阿蘇五岳足下に広がる久住高原は、3月から4月には野焼きが行われ黒一色となります。久住高原には阿蘇へと続く広大な草原が広がっており、現在でも牛のエサを採るための牧野となっています。この広大な草原は、歌人・与謝野晶子が歌に詠んだ場所でもあります。