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阿蘇くじゅう国立公園 中岳コース
九州本土最高峰を目指す、くじゅう登山のゴールデンルート。
コース概要
標高1,330
mの牧ノ戸峠を出発し、気持ちの良い稜線歩きとくじゅう連山の核心部を楽しめます。くじゅう連山には、このコースの周辺に主峰が集まっていることから、体力や時間に余裕があれば、久住山や星生山、稲星山などに足を延ばすこともできます。
牧ノ戸峠から沓掛山までは、急な登りが25分ほど続きますが、沓掛山を過ぎると開けた主稜線歩きとなります。
コースから少しそれた扇ヶ鼻や星生山は、6月のミヤマキリシマや紅葉の鑑賞スポットでもあります。
広場状になった久住分れまで来ると、眼前に久住山が迫ります。水をたたえた御池(みいけ)を回りこみ、天狗ヶ城との吊尾根を歩けば、岩の重なった中岳山頂にたどり着きます。
コース名 | 中岳コース |
---|---|
タイプ | 登山 |
所要時間 | 5時間15分 |
距離 | 11km |

コース
※コースタイムや距離は目安です。
牧ノ戸登山口
徒歩/25分(1 km)
沓掛山
徒歩/45分(1.5 km)
扇ヶ鼻分岐
徒歩/30分(1.5 km)
久住分れ
徒歩/45分(1 km)
御池
徒歩/25分(0.5 km)
中岳
徒歩/25分(0.5 km)
御池
徒歩/35分(1 km)
久住分れ
徒歩/30分(1.5 km)
扇ヶ鼻分岐
徒歩/40分(1.5 km)
沓掛山
徒歩/15分(1 km)
牧ノ戸登山口
中岳コースの見どころ
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紅葉が美しい稜線の様子沓掛山からの稜線沓掛山という山の名は、九重山への信仰登山のおり、その安全を祈願して、履いてきたわらじを新しいわらじに履き替え、古いわらじを枝に掛けていたことが由来とされています。山頂からは、稜線伝いに扇ヶ鼻や星生山などの雄大なくじゅう連山の眺めと、広葉樹が広がる山肌が一望でき、高度感のある風景を楽しむことができます。
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豊かな水をたたえる御池御池御池は夏にはエメラルドグリーンの池となります。西側にある火口跡の空池には全く水がないのですが、不思議なことに、空池よりも標高が高い位置にある御池には、涸れることのない水がたたえられているのです。冬には全面凍結し、ソリやスケートなどで楽しむ登山者もいます。
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山頂から眺める圧巻の景色中岳からの眺望標高1,791 mの中岳は、九州本土の最高峰です。岩稜を有した山頂からは、坊ガツル湿原と平治岳・大船山の眺めが広がります。御池越しの久住山や星生山、稲星山など、くじゅう連山の主峰が織りなす景色は、くじゅうの奥座敷とも言える風景です。