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阿蘇くじゅう国立公園 黒岩山・泉水山コース
くじゅう連山を眺めつつ、岩や草原の稜線を楽しむハイキング。
コース概要
主な登山口である牧ノ戸峠から、沓掛山(くつかけやま)方面とは反対の黒岩山へ。東屋を過ぎると急な登りとなります。30分ほどでなだらかなピークに出ます。山頂は溶岩の黒い岩でできており、その様子から黒岩山と名付けられました。山頂からは万年山(はねやま)や耶馬渓(やばけい)の山々、くじゅうの山々が望めます。
黒岩山からはササ原の中を歩き、ところどころの岩稜を乗り越えると大崩の辻への分岐をへて、上泉水山に着きます。足下に広がる長者原の温泉郷を眺めながら草原を歩き、急な下りをすぎると下泉水山です。ここから少し下ると急斜面の草原が一面に広がる場所に出ます。草原の中を下りきると長者原で、ここからは九州自然歩道を歩いて牧ノ戸峠へと戻ります。
コース名 | 黒岩山・泉水山コース |
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タイプ | 登山 |
所要時間 | 3時間30分 |
距離 | 9.6km |

コース
※コースタイムや距離は目安です。
牧ノ戸登山口
徒歩/30分(1.5 km)
黒岩山
徒歩/80分(2.7 km)
下泉水山
徒歩/40分(1.8 km)
長者原
徒歩/60分(3.6 km)
牧ノ戸登山口
黒岩山・泉水山コースの見どころ
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鮮やかに咲くミヤマキリシマ黒岩山の山頂へ牧ノ戸峠からの急な登りは、様々な低木の間を過ぎると次第にミヤマキリシマが目立ってきます。6月には、溶岩の間のわずかな土に根づいたミヤマキリシマが花開き、圧巻の景色が楽しめます。また、岩の重なった山頂では、色鮮やかなシャクナゲも多くの花を咲かせます。
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薄化粧のくじゅう連山黒岩山と泉水山との稜線黒岩山から泉水山に向かう稜線は、くじゅう連山を右手に見ながら歩きます。噴気をあげている硫黄山と星生山(ほっしょうさん)。さらに進むと雄大な三俣山が見えてきます。ミヤマキリシマの名所の平治岳(ひいじだけ)など、稜線を歩くにつれてくじゅう連山の表情が少しずつ変わり、雄大な景色が楽しめます。
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爽やかな飯田高原を一望飯田高原下泉水山からアセビの林の中を下ると、一気に展望が開ける草地に出ます。野焼きによって維持されている草原斜面で、春の野焼きの際の防火帯をたどりながら歩いていきます。飯田高原を一望できるビュースポットです。