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奄美群島国立公園 自然とともにある島の暮らしを通じて、自然の恵みへの感謝を感じる。
ストーリー
鹿児島県と沖縄県の中間に連なる奄美群島国立公園は、各島の多様で豊かな生態系や環境文化(人と自然の関わりの中で 形成された風景や風土)をその価値として指定された国立公園です。世界的にも稀な亜熱帯性気候の多雨林が広がっており、多くの生き物が生息・生育しています。そんな大自然を体験すると同時に、山・海に入る際には今でも「とぉーとがなし(尊尊我無)」*と祈りを捧げ、山・海・ハブなどを神様として祀る自然信仰が根付いた暮らしにも触れることができます。豊かな自然環境の中で受け継がれてきた畏れと敬いの精神は、テクノロジー社会でつい忘れがちな、自然に対する謙虚な気持ちを呼び起こしてくれるはずです。
*とぉーとがなし(尊尊我無)…「とーとぅ」は尊い、「かなし」は神に対する尊称。奄美群島では「ありがとうございます」という意味の挨拶として今でも使われている。
※ 天候や体調が悪い時には無理をせず、余裕をもって、計画を立てましょう。
DAY 01
国立公園ならではの魅力・体験
まずは島の守り神であるハブを鑑賞したあとは、e-bikeを使って集落を中心に巡ります、地元の人々との触れ合いを通じて自然に根付いた暮らしを学びます。地元食材をふんだんにつかった昼食を楽しんだあとは、標高694mの奄美最高峰であり霊峰でもある湯湾岳へのハイキング。国立公園特別保護地区にも指定されていて、カンアオイなどの稀少植物も豊富です。25年の日本在住歴を持つガイドのマットさんからは、海外からの来訪者視点で宇検村ならではの魅力を聞くことができます。
ケンムンの館(宇検村にある観光交流施設)
宇検村役場(ハブ鑑賞小屋)
自然界の頂点に立つ島の守り神「ハブ」を鑑賞
奄美の熱帯雨林と人々を間近で体験する(宇検村の集落と森をe-bikeで巡る) 国立公園ならでは魅力・体験 -e-bikeを使った集落散策では島の風を感じ、なにげない日常の生活に触れる。

がじゅまる巨木・さとうきび畑
黒糖焼酎工場
昼食:がじゅまる茶屋(地元食材使用した古民家カフェ)
湯湾岳・自然観察ハイキングツアー 湯湾岳展望台(希少動植物を散策) 国立公園ならでは魅力・体験 - 奄美大島最高峰の絶景と稀少植物観察。

湯湾のホテル(やけうちの宿)
ホテル夕食
宇検村湯湾:やけうちの宿
DAY 02
国立公園ならではの魅力・体験
宇検村のすぐ沖に浮かぶ美しい無人島・枝久島の探検からスタート。ここでは無人島になった経緯を学び、漁場として古くから利用してきた地域の人々の暮らしを垣間見ることができます。夜は昔ながらの網を使った漁法でテナガエビを捕獲。実際に食してみることで自然の恵みの豊かさを実感できます。
ホテル出発
湯湾集落散策
ケンムン神社
宇検集落散策
ランチ:宇検村カフェ木果(地産地消食材・創作郷土料理風)
無人島「枝手久島」探検 国立公園ならでは魅力・体験 - 無人島での探検を通じて、古くから続く自然信仰やニライカナイ(海の彼方からやってくる神々)へのリスペクトを学ぶ。

枝手久島散策
宇検の宿泊施設「マリンアーゴ&みんなの家」に到着後、海鮮BBQの夕食
夕暮れのタンガ(エビ)探しと川の探検(テナガエビナイトツアー観察体験) 国立公園ならでは魅力・体験 - 集落近くに流れる川で自らの手で獲って食べる、自給自足体験で自然の恵みを知る。

宿泊施設に帰着
マリンアーゴ&みんなの家
DAY 03
国立公園ならではの魅力・体験
シーカヤックで美しい海へと漕ぎ出します。エンジン音などがせず、視界と海面との距離が近いシーカヤックだからこそ体感できる自然の豊かさを満喫。午後は油井岳に登り、大島海峡の美しいリアス式海岸を一望。集落と海の繋がりも俯瞰して見ることができます。
宇検集落宿泊施設出発
1DAY白浜シーカヤックツアー 国立公園ならでは魅力・体験 - 海からしかアクセスできないビーチにカヤックで上陸し、シュノーケリングを楽しむ。

ガジュマルの木陰でランチタイム(島の食材が使用された人気の島弁当)
油井岳展望台
解散
