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阿寒摩周国立公園 つつじヶ原散策と硫黄山コース
広大なイソツツジの群落を進み、生命力溢れる硫黄山に至る。
コース概要
硫黄山(アトサヌプリ)は、アイヌ語のアトサ(裸)ヌプリ(山)(裸の山)に由来しています。今も大小合わせて1,500ヶ所以上の噴気孔から水蒸気を荒々しく吹き出す硫黄山を、自然あふれるつつじヶ原自然探勝路を通って訪ねるコースです。つつじヶ原自然探勝路は、右手に硫黄山を見ながら、左手には屈斜路カルデラ、天気が良ければ、遠くに斜里岳も遠望出来ます。途中にはハイマツデッキとイソツツジテラスがあり、6~7月にはイソツツジだけでなく、ハイマツの花も楽しめます。
コース名 | つつじヶ原散策と硫黄山コース |
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タイプ | ハイキング |
所要時間 | 1時間5分 |
距離 | 2.8km |

コース
※コースタイムや距離は目安です。
川湯エコミュージアムセンター
徒歩/10分(0.4 km)
探勝路入口
徒歩/20分(0.8 km)
イソツツジテラス
徒歩/15分(0.7 km)
ハイマツデッキ
徒歩/15分(0.7 km)
硫黄山レストハウス
徒歩/5分(0.2 km)
硫黄山(噴気孔)
つつじヶ原散策と硫黄山コースの見どころ
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川湯EMCと川湯温泉足湯川湯エコミュージアムセンターと足湯川湯エコミュージアムセンターは、阿寒摩周国立公園の摩周・川湯地域の自然情報を発信している施設。解説員も常駐しており、暖炉のあるくつろぎのラウンジスペースと、2階にはカフェも併設、じっくりと見学することができます。また、エコミュージアムセンターから徒歩1分の場所にある温泉川沿いの無料の足湯は、手軽に川湯温泉の酸性硫化水素泉と酸性硫黄泉を楽しむことができます。
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エゾイソツツジの群落エゾイソツツジが群生する散策路この遊歩道には硫黄山に近い方から「ハイマツ帯」「イソツツジ帯」「広葉樹林帯」「針葉樹帯」となっています。これは硫黄山の噴気と硫化水素などの火山ガスや強酸性の土壌によるもので、特異な生態系が見られます。植生が変わるポイントがはっきりと感じられ、わずか標高150 m程度の低地であるのに高山性のハイマツやイソツツジを見ることができます。
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硫黄山(アトサヌプリ)噴煙が立ち上る活火山硫黄山(標高512 m)は、その名の通り、周囲には硫黄の独特の匂いがたちこめています。この山は、かつては硫黄の採掘が行われていたところで、噴火口の数が大小合わせて1,500以上あり、常時白い噴煙を噴出しています。麓の「硫黄山レストハウス」では、川湯温泉の源泉で作った硫黄山名物の温泉玉子をめしあがってください。