特定外来生物の解説
- 和名
- アカゲザル
- 科名
- オナガザル (Cercopithecidae)
- 学名
- Macaca mulatta
- 英語名
- Rhesus macaque
- 原産地
- 中国、インドシナ半島北部、ミャンマー、ネパール、インド北部、パキスタンとアフガニスタンの北部
- 特徴
- 頭胴長47~64cm、尾長 19~30cm、体重が5~8kg程度。ニホンザルよりの長い尾をもち、腰部分が赤毛である。
- 定着実績
- 千葉県房総半島に1995年より定着が確認されている。
- 平成21年度までに個体が確認された地点図
- 被害状況
- ■生態系に関わる被害
- 千葉県白浜地区の個体群はアカゲザルを基礎とする個体群であり、ニホンザルの個体群生息地に20kmの位置に生息しており、糞サンプルからDNA解析によりアカゲザルに近いと判定された交雑個体群が確認されている。
- 白浜町では、約100頭程が確認されているが、オスのアカゲザルが、ニホンザルが生息している鴨川市や鋸南町に回遊していることが確認されている。
- カキ、柑橘類などに関する農作物被害が報告されている。
- 取扱い上の注意
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- 備考
- 実験動物として頻繁に用いられている。
※ 通称につきましては、必ずしも正確なものではない可能性もありますので、ご注意ください。
※ 被害状況につきましては、代表的な事例を挙げています。