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エコツーリズム推進法

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軽井沢町エコツーリズム推進協議会(長野県軽井沢町)

全体構想認定書授与式

全体構想認定書授与式の様子

長野県の東の玄関口に位置する当町は、雄大な活火山浅間山(標高2,568m)の南山麓に位置する高原の町です。

古くは中山道の宿場町として栄え、明治以降、緑豊かな自然環境の中で独自の国際保健休養地として発展を遂げてきました。

避暑地としての軽井沢のスタートは、明治19年(1886年)、カナダ生まれの英国聖公会宣教師アレキサンダー・クロフト・ショーが当地を訪れ、軽井沢の気候風土を屋根のない病院、天然のサナトリウム(療養所)だと称賛し、その素晴らしさを家族、友人に推奨、その夏、当地へ避暑に訪れたことが最初だと言われています。

これを機に明治、大正、昭和と冷涼な夏の気候、豊かな森林地帯など、避暑に適した気候風土や鉄道などの交通機関の発達により、多くの人々が「軽井沢高原」の爽やかな環境を楽しむようになりました。

当町は平成に入り、高速道路や新幹線の開通といった高速交通網が整備されたことにより観光地としても大きな発展を遂げ、年間約840万人以上の観光客が訪れる国内屈指の避暑地・観光地となりました。

今後は、夏の軽井沢のイメージたけではなく、四季を通じて多くの方々に訪れていただけるよう、先人たちが築き上げてきた自然・歴史・文化を活用した町内の国立・国定公園内の自然歩道、林道周辺の自然環境等を活用したプログラムや、熊野皇大神社から追分宿までの歴史ある中山道を活用したプログラムを、世界で進めている持続可能な開発目標(SDGs)を踏まえる中で造成してまいります。

これにより、国内外の観光客に自然との共存の素晴らしさと文化、環境保全の重要性を認識していただくとともに、自然環境の保全・観光振興・観光教育の持続促進を図るべく軽井沢版エコツーリズムを推進してまいります。

そこで、軽井沢町エコツーリズム推進協議会では、「軽井沢町まちづくり基本条例」と「軽井沢町長期振興計画」の基本方針である「森と高原の快適環境」、「軽井沢ブランドを活かした交流のまち」、「人を育てる教育・文化」を共通認識とし、エコツーリズム推進基本法に基づく全体構想を策定いたします。

結びに、軽井沢エコツーリズム推進全体構想の策定にご尽力賜りました、軽井沢町エコツーリズム推進協議会委員・オブザーバーの皆様をはじめ、ご指導を頂きました国各省庁の皆様、関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。

 

軽井沢町 町長 藤巻 進

軽井沢町 町長 藤巻 進