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エコツーリズム推進法

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竹富町西表島エコツーリズム推進協議会(沖縄県石垣市)

西表島長 小椋 正清

西表島は、日本最南端の町である沖縄県竹富町に位置し、日本最大のサンゴ礁域である石西礁湖の海と島の大部分を占める亜熱帯の森林、豊かな山河など雄大な自然環境に恵まれた大自然の島です。この豊かな自然に抱かれ、イリオモテヤマネコに代表される数多くの希少種、固有種が生息・生育しており、2021年7月には「生物多様性」の登録基準で世界自然遺産に登録されました。

こうした豊かな自然などを目的に多くの観光旅行者にお越しいただいており、新型コロナウイルス感染症による影響が出る以前は年間約30万人の入域観光客数となっていました。一方で、多数の観光旅行者をお迎えするにあたって、自然体験型のフィールドの拡大や集中などによる自然環境の劣化、定期船や水道といったインフラへの負荷など住民生活への影響などの課題も生じていました。

そこで、自然環境や住民生活に配慮し持続可能な形で自然体験型の観光を実施していくエコツーリズムの推進について、約7年間、当協議会関連の取組みとして地域の関係者等とともに議論を重ねてきました。この度、西表島エコツーリズム推進全体構想を認定いただいたことは西表島の観光管理を進めていく大きなステップとなりました。豊かな西表島の自然環境を守りながら、今後も継続して自然の恵みを享受できるよう、今後も継続して取組みを進めてまいります。

竹富町西表島エコツーリズム推進協議会会長 大浜 知司