自然環境・生物多様性

生物多様性地域戦略

生物多様性地域戦略とは

 地域戦略は、生物多様性基本法に基づき地方公共団体が策定する、生物の多様性の保全及び持続可能な利用に関する基本的な計画です。

 生物多様性基本法では、「都道府県及び市町村は、単独又は共同して(中略)生物の多様性の保全及び持続可能な利用に関する基本的な計画(生物多様性地域戦略)を定めるよう努めなければならない」と規定されています(第13条)。

 生物多様性国家戦略2012-2020(平成24年9月閣議決定)においても、生物多様性の保全と持続可能な利用の重要性を浸透させ、地域における行政、事業者、民間団体、地域住民などによるさまざまな取組を進めるためには、都道府県をはじめ地方自治体がそれぞれの地域の特性に応じて地域戦略を策定することが不可欠であり、国は、地方自治体による地域戦略の策定を援助、促進するための取組を行うとしています。また、平成32年までにすべての都道府県が地域戦略を策定していることを目標としています。