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大沼国定公園の公園計画の変更に関する
パブリック・コメントの実施結果


【今回の大沼国定公園の利用施設整備計画の変更に関するご意見】

番号ご意見件数対応方針
 現在の駒ヶ岳1号線及び接続の北西の道路を整備し、さらに、南東に接続の新道を設け国道5号線-小沼-大沼-駒ヶ岳山麓-旧国道-国道5号線の観光、防災道路とすることを提案いたします。 駒ヶ岳登山線(1号線)は平成8年の噴火の際に、泥流が流入した経緯があり、同様の危険を避けるため現在、長期間に渡る治山事業を行っており、それに伴い道路の閉鎖を行っています。
 そのため、今回の点検にあたっては、駒ヶ岳1号線を削除し、それに変わる登山道を確保するために、駒ヶ岳2号線を既存の町道につながる部分について追加することとしています。
 現況の駒ヶ岳登山線(1号線)は、平成8年の駒ヶ岳噴火以降、泥流流出の危険により閉鎖されているが、再開の見込みが乏しいことを理由として、この車道を施設計画から削除する事について異議の申し立てを致します。
 ビジターセンターの建設予定地、建設予定時期を教えてもらいたい。現時点では、具体的な計画は定まっていません。今後、北海道において検討されることとなっています。

【国立公園の供覧用総括図,並びに,パブリック・コメントなどに関するご意見】

番号ご意見件数対応方針
 パブリックコメント等の意見募集を行うようになったことはよいが、募集期間が短い、PRが不足しているなど、周知の手法についての工夫が乏しく、過去の意見と対応、担当者の見解などを聞ける機会を含めもっと情報が国民の手に渡るようなんとかしていただきたい。 国民からの意見募集は、平成11年3月23日の閣議決定に基づき、平成11年度から「規制の設置又は改廃に係る案件」について意見募集が義務づけられたもので、国定公園の公園計画の変更に関する意見募集としては、今回が2回目となるものです。
 環境省のホームページ上で周知を行っている他、環境省記者クラブ及び当該都道府県の記者クラブへ内容のお知らせを行っています。
 意見募集の方法については、今後十分検討の上、改善に努めてまいります。
 公園計画の区域図や地種区分を国土地理院の地形図に記載するように要望したことがあるかを伺いたい。 国土地理院が作成・販売している地形図は、各種地図の基本図であり、特定の目的に使用するための地図とは性格が異なるものです。
 環境省としても、自然公園の保護と利用の増進を図るため、パンフレット類の整備など広く周知することが必要と認識し、対応(改善)を検討してまいります。
 お寄せいただいたご意見は、今後の参考とさせていただきます。