(詳細別紙2)
地域環境保全功労者功績内容等(都道府県)
県別 | 区分 | 氏名(団体名)・住所・職業 | 主要経歴 | 功績 | ||||
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北海道 |
個人 |
いとう よしたか 伊藤 良孝(81歳) 無職 |
S7~農業従事 S43~タンチョウ給餌人 S56~タンチョウ監視人 S60~村タンチョウ愛護会理事 S62~(財)日本野鳥の会鶴居 伊藤タンチョウサンクチュアリレンジャー |
昭和43年タンチョウに給餌を始め、十数羽の飛来数だったタンチョウを現在は200羽を超えるまでにし、保護増殖に貢献した。また、監視人として立入禁止地区に入るカメラマンなどに対し、指導を行うとともに、来訪者に普及・啓発活動を行い、タンチョウ保護活動に多大な功績を残した。 | ||||
岩 手 |
団体 |
はなまきのぶなげんせいりんにまもられるしみんのかい 花巻のブナ原生林に守られる市民の会
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設 立 昭和63年5月16日 構成員 218名 |
花巻に残されたブナ原生林を子孫に残すことを目的に、自然保護や環境問題について調査、研究活動に積極的に取り組むとともに、市民を対象とした自然観察会や自然展を開催するなど幅広い活動により地域の環境保全の推進に努めている。また、幼稚園児を対象としたエコクラブ観察会やちびっこ環境サミットなど、子供達に対する環境保全教育及び実践指導にも力を入れている。 | ||||
秋 田 |
個人 |
はやしひさと 林 久人(68歳) 秋田大学名誉教授 |
労働省労働衛生研究所 秋田大学教授 秋田県公害対策審議会委員 秋田県環境審議会委員 秋田県公害審査会委員 秋田大学名誉教授 |
秋田県公害対策審議会及び秋田県環境審議会委員として約25年間、本県における環境行政の推進に尽力した。昭和60年から平成6年までの9年間、秋田県公害審査会委員として尽力した。 | ||||
福 島 |
団体 |
福島県自然保護協会
| 設 立 昭和46年10月 構成員 約180名 |
多年にわたり、自然観察会の開催、講師(指導員)の派遣、指導者養成など自然保護教育の普及につとめるとともに、自然に関する調査研究など地域環境保全活動に尽力した。 | ||||
茨 城 |
団体 |
くにた 水戸市立国田中学校
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設 立 昭和22年5月 構成員 95名 |
学区内のホタルの自然発生地でのホタルの保護及び増殖に尽力した。生物部が中心となり科学的な研究を重ね、ホタルの発生しやすい環境づくり、生態系の調査、除草、水路の清掃などを行っている。また、農薬の空中散布からホタルを保護している。 | ||||
群 馬 |
個人 |
よしだ りゅうじ 吉田 龍司(65歳) 会社員 |
S48~群馬県自然保護連盟理事 S54~S60群馬県自然観察指導員連絡協議会会長 S60~同理事 |
昭和54年に、群馬県自然観察指導員連絡協議会を結成、初代会長に就任。会員の指導育成や技術向上に貢献した。また、県主催の自然観察会・自然保護展や所属する群馬県自然保護連盟の自然教室の講師を務めるなど、自然保護思想の普及啓発や環境教育に尽力した。特に、自然観察指導員として多年にわたり自然観察会の企画運営や指導員の育成等に献身的に尽力し、今日の観察会の礎を築いた。 | ||||
千 葉 |
個人 |
さかえだ じろう 酒枝 次郎(77歳) 市原市環境審議会会長 |
S56~H6市原市公害防止対策委員長 H6~H7市原市環境審議会委員 H7~市原市環境審議会会長 |
市原市公害防止対策委員長、同市環境審議会委員として、健康保護の見地から専門的報告や助言を行うとともに、平成7年8月からは同審議会会長として、環境に係る市長の重要事項の諮問等に対し、常に慎重な意見や答申をとりまとめる等、環境行政の推進に尽力している。 | ||||
新 潟 |
団体 |
新潟の水辺を考える会
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設 立 昭和62年10月 構成 252名 |
水辺に関わる自然、歴史、文化、生活並びに科学技術を探り、これからの水辺の望ましい姿を考えるため、地域の生活向上に寄与することを目的とし、各種シンポジウムの開催、水辺環境に関する学習会の開催、他県の水辺グループとの交流会などを積極的に活動している。また、会報誌「新潟の水辺だより」は毎年4回程度の発行を続け、今回50号の発行となった。 | ||||
富 山 |
団体 |
富山県環境保全協同組合
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設 立 昭和35年8月1日 構成員 19団体、35名 |
昭和35年に富山県汲取同業組合として設立以来、40年間にわたってし尿の収集運搬業及び浄化槽清掃業の振興に努め、市町村の一般廃棄物処理事業の主要部分を代行し、住民の生活環境の保全を底辺から支えてきた。また、昭和62年に事業協同組合となり、廃棄物の適正処理と生活環境の保全に一層取り組むとともに、平成7年の阪神大震災に際し、簡易トイレ30基を寄付するなど、被災者支援に尽力した。 | ||||
岐 阜 |
個人 |
いしい ちえこ 石井 智恵子(57歳) 池田町牛乳パックを集める会 会長 |
H元~池田町牛乳パックを集める会会長 H6~岐阜県環境審議会委員 H8~環境庁環境カウンセラーに登録 |
平成元年に「池田町牛乳パックを集める会」の会長となり、「パック持参コンサート」を開催以来、清流・生活排水問題、NO!レジ袋、マイバック作品展、ガレージセール、エコ商品入、エコライフ講座開催等、生活者の立場で省資源・省エネルギー問題に取り組んできた。行政、PTAから老人会に至る団体及び町民の理解と協力を得て、環境保全活動及び普及啓発活動を展開している。 | ||||
愛 知 |
個人 |
いけべ ゆきまさ 池邉 幸正(64歳) 名古屋大学名誉教授 |
愛知県公害対策審議会委員 愛知県環境審議会委員 愛知県環境審議会大気部会長 愛知県環境影響評価審査会議構成員 愛知県環境影響審査会委員 |
多年にわたり、県公害対策審議会、県環境審議会の委員として「愛知県環境基本条例」の制定や「愛知県環境基本計画」の策定など環境保全に関する重要事項の審議、提言するなど県環境保全施策の推進に尽力している。また、県環境影響評価審査会議構成員として数々の開発事業等に係る環境影響評価の審査にあたられ良好な生活環境の確保に尽力するなど、県の環境行政に多大の貢献をしている。 | ||||
三 重 |
団体 |
はいしょくゆ なばり廃食油リサイクルの会 代表 吉井正男 |
設 立 平成3年10月12日 構成員 2,500名 |
多年にわたり、廃食油を回収して石鹸又は飼料・塗料にリサイクルし、リサイクル石鹸を供給することを通じて、ゴミの減量化・資源の再利用と水環境の保全を図るとともに、市民・関係機関への地域環境保全意識向上のための普及啓発活動に尽力した。 | ||||
滋 賀 |
個人 |
たけお かずこ 竹尾 和子(72歳) 滋賀県調理短期大学校講師 職業訓練法人滋賀県調理技能協会常務理事 |
S62~「びわ湖を守る水環境保全県民運動」県連絡会議(びわ湖会議)運営委員 H5~同会議運営委員長 H6~H8滋賀県環境審議会委員 |
昭和62年度より「びわ湖を守る水環境保全県民運動」県連絡会議(びわ湖会議)運営委員として、平成5年度より現在に至るまで運営委員長として、石鹸使用推進運動をはじめ琵琶湖を中心とする水環境保全活動に熱心に取り組んできた。琵琶湖の水環境保全に関する実践活動・普及啓発の推進に尽力され、びわ湖会議の指導者としても大きく貢献している。 | ||||
京 都 |
団体 |
うじ 宇治地区青少年健全育成協議会
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設 立 昭和59年7月17日 構成員 15団体、590名 |
家庭・学校・地域が連携した事業「ふるさと宇治21」を毎年開催し、世界の各国のごみに対する考え・取組みの違いについて認識を深め、ごみ問題について考える「世界のゴミ箱写真展」や空き缶回収等のクリーン・リサイクル運動等の取組を積極的に推進し、環境保全に関する普及啓発活動に尽力した。また、鳥類を呼び寄せるための、実の生る木の植樹、巣箱の設置など自然環境の保全活動に尽力し、環境保全に大きく貢献した。 | ||||
大 阪 |
個人 |
すずき ひろすけ 鈴木 宏介(75歳) 大阪府鳥獣保護員 |
大阪府鳥獣保護員(26年) 元大阪府鳥獣専門員(14年) 元大阪府自然環境保全指導員(4年) 元国設鳥獣保護区管理員(3年) 元(財)日本野鳥の会大阪支部幹事(26年) |
昭和48年から現在に至るまで大阪府鳥獣保護員として探鳥会の指導など愛鳥保護思想の普及啓発に取り組み、地域環境保全の普及啓発活動に尽力した。また、昭和60年から14年にわたり大阪府独自の制度である大阪府鳥獣専門員(非常勤職員)として大阪府に勤務し、野生鳥獣に関する専門知識をもって、環境保全行政の推進に尽力した。 | ||||
兵 庫 |
個人 |
ふじもと よしあき 藤本 義昭(71歳) 兵庫県植物誌研究会代表 |
S47~藤本植物研究所を主宰 S47~兵庫県自然保護指導員 H3兵庫県植物誌研究会設立 H3~兵庫県貴重な野生生物等選定委員会専門委員 |
昭和47年から藤本植物研究所を主宰し、平成3年兵庫県植物誌研究会を設立、同代表を務め、植物採取調査等によって県内の植物分布の実態把握を行うなど、植物の調査研究に尽力した。また、同年兵庫県の貴重な野生生物等選定委員会の専門委員を務め、兵庫県レッドデーターブックの作成に携わるなど、多年にわたり自然保護行政の推進に多大な貢献をした。 | ||||
島 根 |
個人 |
まつの あきら 松野 煒(56歳) 島根大学生物資源科学部教授 |
S48~島根大学教授 H5~島根県貴重野生動植物選定委員会委員 |
多年、島根県自然保護研究会の動物の専門家として、島根県自然環境保全地域候補地21カ所の学術調査報告書の作成に携わり、自然保護行政の推進に貢献するとともに、県内のオオサンショウウオの生息分布について調査研究を行うなど自然環境保全行政の推進に貢献した。また、島根県貴重野生動植物選定委員会委員として、「しまねレッドデータブック」の作成に尽力した。 | ||||
岡 山 |
個人 |
いけだ たかまさ 池田 隆政(73歳) (株)池田動物園園長 |
S24(株)池田動物園を設立同園代表取締役社長 S38日本鳥類保護連盟岡山県支部顧問 S49~岡山県自然環境保全審議会会長 |
現在の池田動物園を設立以来、鳥獣保護の立場から自然環境の保全に多大な功績を挙げている。特に、岡山県自然環境保全審議会設置当時(昭和48年)から委員に就任し、翌年からは会長を務め、現在に至る27年の永きにわたり、卓越した見識と豊富な知識をもって、鳥獣保護事業計画の樹立、鳥獣保護区の設定等の審議にあたり、自然環境の保全に尽力した。 | ||||
広 島 |
団体 |
ふたみぐんきさちょうりつやすだしょうがっこう 双三郡吉舎町立安田小学校 代表 校長 谷口 浩子 |
設 立 明治9年3月 構成員 職員8名、児童32名 |
昭和33年から、地域の環境美化に取り組むとともに、平成6年から、「日本の絶滅のおそれのある野生動物」の希少種で、「広島県の野生生物の種に関する条例」の絶滅危惧種に指定されているダルマガエルの生息調査や保護活動を行い、地域の環境保全及び普及啓発に貢献した。 | ||||
愛 媛 |
個人 |
かしま なるひこ 鹿島愛彦(65歳) 愛媛大学名誉教授 |
S55~愛媛県自然環境保全審議会委員 H2~愛媛県環境保全推進協議会委員 H6~愛媛県環境審議会委員 H11~愛媛県環境影響評価審査会委員 |
平成6年以来、愛媛県環境審議会の委員、平成2年以来、愛媛県環境保全推進協議会委員として、公害対策、環境の保全に関する重要事項を審議、提言し、また、「えひめ環境保全指針」の策定や「愛媛県環境基本条例」のあり方の検討にあたり中心的な役割を果たすなど、愛媛県の環境保全全般に多大な貢献をした。 | ||||
熊 本 |
個人 |
こばやし おさむ 小林 修(52歳) 西日本電信電話株式会社熊本支店 |
S59「江津湖研究会」入会 S61~熊本県ほたるを育てる会常任理事。現在会長 S63坪井川流域八景水谷研究会結成。現在会長 ~H11自然観察指導員 H8~環境庁環境カウンセラー登録 |
各種環境団体に所属し活動。スイゼンジノリの生息環境等動植物研究を継続。陸生の珍種クロマドホタルの羽化に成功するなどホタル研究の推進にも寄与するほか、多年にわたり自然観察指導員として活躍。H8からは環境カウンセラーとして、小・中学生への校外活動の指導及び高校の特別講師や、企業環境教育の講師を務め、県内の環境教育の推進に貢献。平成11年からは九地建白川水系河川環境モニターとして委嘱を受けるなど環境保全行政にも貢献。 | ||||
大 分 |
個人 |
しょうの きわと 生野 喜和人(69歳) 別府大学非常勤講師 |
S48~庄内町自然環境保護対策審議会委員 H2~別府大学非常勤講師 H2~大分県環境アドバイザー H10~大分県環境影響評価技術審査会委員 |
昭和54年には日本自然保護協会の自然観察指導員となり、植物生態学(森林植生)に関する知見を生かして地域の自然観察会の指導や講演会など環境教育に積極的に取り組み、地域環境保全の普及啓発活動に尽力した。 | ||||
宮 崎 |
個人 |
うちじま ぜんべえい 内嶋 善兵衛(70歳) 宮崎公立大学学長 |
S25農林水産省農業技術研究所研究員 S62お茶の水女子大学理学部教授 H3~H7日本気象学会会長 H7宮崎公立大学人文学部長 H9宮崎公立大学学長 |
多年にわたり、地球環境保全に係る研究に従事し、また、宮崎県フロン対策協議会の会長として、宮崎県のフロン対策の推進に中心的な役割を果たすとともに、計画策定検討委員として「宮崎県地球温暖化対策地域推進計画」の策定に貢献するなど、環境保全に関する普及啓発、環境行政に貢献した。 | ||||
鹿児島 |
個人 |
はやさか しょうぞう 早坂 祥三(71歳) 鹿児島県自然環境保全審議会会長 |
S48鹿児島県自然環境保全審議会委員 H5~H9鹿児島大学学長 H6~鹿児島県自然環境保全審議会会長 |
昭和48年から長きにわたって鹿児島県自然環境保全審議会の委員を、平成6年からは同審議会の会長を務められ、県自然環境保全地域(2カ所)・県立自然公園(4カ所)の指定や吹上浜県立自然公園の見直し、自然保護思想の普及など環境行政の推進に貢献した。 |