(参考)略語集

DEP【Diesel Exhaust Particles】
ディーゼル排気微粒子(ディーゼル自動車から排出される粒子状物質のこと。質量でみた場合その大部分は粒径0.1~0.3μmの範囲内にあり、個数でみた場合その大部分は粒径0.005~0.05μmの範囲内にある。)

LPG【Liquefied Petroleum Gas】
液化石油ガス(プロパン、ブタンなどの混合物で、常温加圧下で液化したもの)

OBDシステム【On-Board Diagnostic System】
車載診断システム(異常の有無を監視する車載の故障診断装置)

PM 【Particulate Matter】
粒子状物質(自動車から排出されるPMは、黒煙、サルフェート(硫酸塩)及びSOF[Soluble Organic Fraction](可溶有機成分)とに大別される。
 サルフェートとは、燃料中の硫黄分が酸化されて生成した硫酸化合物の総称。エンジンの高負荷時や酸化力の強い触媒がある場合に多量に生成される。
 SOFとは、比較的低沸点で溶媒抽出が可能な有機成分のことをいい、具体的には軽油や潤滑油の未燃焼分である。)

SPM【Suspended Particulate Matter】
浮遊粒子状物質(大気中に浮遊する粒子状物質のうち、粒径が10μm以下の粒子の総称で、環境基準が設定されている。SPMは発生源から直接排出された一次粒子と排出されたガス状物質が反応や凝縮などを経て生成した二次粒子とに大別される。)