ブックタイトルエコジン02・03月号
- ページ
- 35/36
このページは エコジン02・03月号 の電子ブックに掲載されている35ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは エコジン02・03月号 の電子ブックに掲載されている35ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
エコジン02・03月号
森林は放置すると木々が過密になり、健全に育たなくなるため間伐が必要になる。森林に囲まれた檜原村には、大量の間伐材が発生する。村ではこれまで上手く活用できていなかったこの間伐材を、薪燃料として使う取り組みを進めている。薪は1日に2、3回に分けて投入し、計1パレット(0.7m3ほど)使用される。冬場は灯油と併用するが、夏場は薪のエネルギーだけで温泉を温めることができる。同センターのお食事処には、薪を使ったストーブも設置されている。薪ストーブを導入したことで、暖房にはエアコンを一切使わなくなったほど。檜原村では補助金などで、家庭にもこの薪ストーブ導入を推進していく。丸太の状態から、薪割り機で長さ40cmの薪へ。実に年間60tもの薪を製造している。シルバー人材センターへ委託をすることで、村内の雇用も創出。作った薪はすぐに使うのではなく、パレットに積んで薪置き場に移動し、半年~1年ほど乾燥させる。その一薪ができるまでを見学! その二ボイラー、ストーブの暖かさを実感!薪は乾燥させていないと、中の水分を蒸発させるために余計なエネルギーを使ってしまう。乾燥させると、煙が少なく火力の安定した薪になる。乾燥させた薪は、村内の温泉センター「数馬の湯」でボイラーに使用されている。薪ボイラーの導入によって、これまで使ってきた灯油の量を少なくすることができる。次号、三段編へ!あったか~い森林に感謝感謝です!薪にしてから「お湯がやわらかくなった」と評判です木々に囲まれた良い場所ですね?でも、間伐材をどう処理するかが課題だったんですよ自動で割れていく!出番を待っているんですね!確かにすごいエネルギーだ…ジャーン!!