環境省
VOLUME.71
2019年6・7月号

尼神インター渚がチャレンジ!! エコ、作ってみた

【お題】古布を使って折りたたみ椅子を作る

着なくなったデニムのジャケットや使わなくなったキャンバストートバッグなどを使って折りたたみ椅子を作ります。アウトドアなどに手軽に持ち運んで使えるほか、小物を置くミニシェルフにしてもOK。使わない時は折りたためるので場所もとりません。木の脚を上手に組めるか、布をしっかり張れるかどうかがポイントです。

TEACHER

DIY FACTORY二子玉川店
瀧澤理奈子 さん

https://www.diyfactory.jp/shoplist/futako/

STEP1 布を切り出して、しっかりアイロンをあてる

古布から465mm×640mmの生地をカット。木材に留める640mmの辺の端を二重にして丈夫にしたら、折り目にアイロンをかける。柄やステッチなどを上手にカットしてアクセントに。

STEP2 木材をサイズに合わせてカットする

のこぎりを使って木材をカット(476mm×4本、330mm×2本、249mmと193mm×各1本)。ヤスリで断面を平らにしたら、木目を引き立たせるステイン塗料を刷毛で塗っておこう。

長さはさしがねで計ってしっかり揃えよう

STEP3 木材にボルトを通す穴をあける

TOOLS

電動ドリルを使って、脚となる4本の長い木材の下端から250mmの部分に固定用ボルトを通す穴をあける。まっすぐ穴をあけないとボルトが通らなくなるので気をつけて。

STEP4 2本の脚の間に横木を留める

まず249mmと193mmの横木をそれぞれ脚の間に下端から70mmの位置に木工用ボンドで仮留めしたら、電動ドリルを使って外側からネジ留め。さらに布を張る横木を脚の上部にも同様にネジ留めする。

ネジを留めるのはちょいムズ。私は上手いけどネ!

STEP5 上部の横木に布を張りつつ、脚を組む

タッカーを使って片方の横木に、端を折って二重にした布を留める。その後、先ほど穴をあけた部分が一直線上になるように脚を組み合わせ、そこにボルトを通して固定。

ボルトが通らない時は少し穴を広げてみて

STEP6 布を張って太鼓鋲を打ったら、完成!

TOOLS

好みの高さになるように脚組みを調整したら、反対側の横木にもタッカーで同様に布を留める。布のハリを安定させるためと補強もかねて、大きな飾り用の太鼓鋲を両方に打ったら完成。

命名-座ってみるも良し。インテリアにも良し。/「椅子心地」のいい万能スツール/アイロンとか苦手やったけど、いろんな作業があって楽しかったわ

尼神インター渚 さん

1984年生まれ。2007年に相方の誠子と、お笑いコンビ「尼神インター」を結成。芸人になる前は地元で大工をしていた。

写真/石原敦志

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