環境省
VOLUME.63
2018年2月・3月号

COOL CHOICE / BAD CHOICE 地球に優しいのはどっち??

地球温暖化を防ぐためには、国民一人ひとりが、日々の生活の中でCO2の排出を減らすような賢い選択(COOL CHOICE)をすることが重要です。

何が賢い選択なのかを、クイズ形式で学んでみましょう。

今回のテーマ … 住宅

問題01.健康に配慮した家選びのポイントは?

A.高断熱・高気密の家を選ぶ

B.外気温に近い環境の家を選ぶ

A が COOL CHOICE!

断熱効果の高い家は、健康面にもメリットがあります。断熱性能が高い住宅へ転居すると、アレルギーやアトピーの有病者が減少したというデータも。また、死亡者数が交通事故の3倍にのぼる、入浴時の「ヒートショック」(急激な温度変化で体調を崩す症状)を防ぐ効果もあります。

問題02.COOLな(賢い)断熱の方法は?

A.樹脂サッシの複層ガラスにする

B.アルミサッシの単層ガラスにする

A が COOL CHOICE!

省エネのためには、冬は外へ熱を逃がさず、夏は外から熱が入らないよう断熱をする必要があります。壁、天井、床などさまざまな場所から熱は出入りしますが、そのほとんどは窓などの開口部から。2枚のガラスを合わせた複層ガラスにすることで、断熱効果が上がります。

問題03.“見える”ことで省エネにつながるのは?

A.天窓から覗く満天の星空

B.家庭で使うエネルギーの使用量

B が COOL CHOICE!

日本のCO2排出量のうち、16%が住まい(住宅部門)から。年間1億9,200万tにおよび、1世帯あたりで年間3.4tにもなります。住宅でのエネルギーを“見える化”して管理する「HEMS」などを導入して、各家庭が省エネを心掛ければ、大幅なCO2削減になるのです。

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「COOL CHOICE エコ住キャンペーン」について
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/jutaku/

イラスト/鈴木麻子

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