乗用車が排出するCO₂は非常に多く、輸送手段の中で約50%、実に3,200万世帯分の排出量に相当します。次世代自動車へ買い換えるとCO₂排出量が大幅に抑えられるだけでなく、燃費も在来型ガソリン車のおよそ2倍程度になっているため、月々の燃料代も安くなります。

環境に配慮した「エコドライブ」の基本は、ゆったりとした運転。発進時はアクセルをぐっと踏み込まず、最初の5秒間で時速20kmへ穏やかにスピードを上げる“ふんわりアクセル”。走行中も前の車としっかり車間距離をあけて、一定の速度で走ることが燃費の向上につながります。

車の燃費に大きく作用するのが、荷物の重さ。一般的に100kgの荷物を載せて走ると、約3%燃費が悪化すると言われています。運ぶ必要がない荷物は車から降ろしましょう。また空気抵抗も燃費に影響するので、スキーキャリアなどの外装品は使わない時は外しましょう。