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概要

エコジン02・03月号

エコジンリ協定とは、2015年11月30日~12月13日、フランス・パリで開催された国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)において採択された、2020年以降の温室効果ガス排出削減等のための新たな国際ルールです。パリ協定のポイントのひとつが、世界の平均気温上昇を産業革命前に比べて、2℃より十分低く保つこととした「2℃目標」。また今世紀中の実質排出ゼロや、それらの実現に向けた対策として、すべての参加国が排出量削減目標を提出し、目標達成などのための国内対策をとっていくこと、削減目標を5年ごとに見直して国連に報告することも規定されました。さらに、先進国以外の締約国も自主的に資金を提供することや、日本が提案した二国間クレジット制度(JCM)も含めた市場メカニズムの活用の位置づけなども盛り込まれました。エコに関する旬な話題を勉強しよう!今月の授業1時間目 COP21で採択された「パリ協定」って?2015年、フランスで開催されたCOP21において、歴史上初めてすべての国が参加する公平な国際枠組みとして採択され、温室効果ガスの実質排出ゼロへ向けた大きな一歩となった「パリ協定」。今回は、その採択から発効までの動きと、初めてのパリ協定締約国会合が行われたCOP22までを、わかりやすく解説します。COP22とパリ協定第2特集パ基 礎 編16