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概要

エコジン12・01月号

15 三菱地所レジデンス株式会社が2015年2月から取り組んでいるのが、「BIO NET INITIATIVE」だ。このプロジェクトは地域の植物や日本の在来種を多く取り入れながら、居住者や物件の周辺環境にも考慮した植栽計画を敷地の広狭を問わず実施するというもので、同社の分譲マンション「ザ・パークハウス」が対象。こうして作られたマンションの緑は、一度に飛べる距離が約100mのシジュウカラや約150mのメジロなど、周辺にいる生物が移動する際の“中継地点”として機能する。同社がこのマンションを供給し続けることによって、マンションの緑という「点」は周辺の自然と結びついて「面」となり、多様な生物が根付くエコロジカルネットワークが形成されるのだ。 現在は、戸建事業においても同様の考えで取り組みをスタートしている。プロジェクトを担当する商品企画部の岡崎新太郎氏は、「こうした取り組みが当たり前になるまでやり続ける」と、住宅供給を通した“街づくり”に意欲を見せた。http://www.mecsumai.com/bionetinitiative/三菱地所レジデンス株式会社「ビオ ネット イニシアチブ」マンション敷地の緑を、生物たちが立ち寄れる“中継地点”に――。そうした「点」をつないで「面」を作ることで地域に多様な生物を根付かせています。三菱地所レジデンス株式会社いのちをつなぐ街づくり物件の規模や敷地面積にかかわらず、環境に配慮した植栽計画を実施。各マンションの緑を周辺の緑と結びつけ、エコロジカルネットワークを形成することを目指す1 )入居後、専門家を招いて「五感で触れ合う自然」をテーマにした自然観察会を実施。多くの居住者が参加する人気イベント2)マンションのパンフレット内の特集ページやマンションギャラリー内に設置したパネルを通して、取り組みを効果的に周知ビオネット イニシアチブえらぼう1 2