ブックタイトルエコジン10・11月号
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エコジン10・11月号
エコジン染とは、生活空間の放射線量を減らすため、放射性物質がついたものを取り除いたり、土で覆ったりすること。放射性物質による人や環境への影響を少しでも早く低減させるために必要な作業です。人の健康を第一に考え、住宅、公共施設、道路など生活圏を優先して進めています。 除染は、3つの方法を組み合わせて行います。まず、土を削り取ったり建造物を洗ったりして放射性物質を「取り除く」。さらに、取り除いたものを集めて土やコンクリートで覆い、放射線を「さえぎる」。そして、取り除いたものを生活している場所から「遠ざける」。これらをどう組み合わせるかは、対象となる場所の放射線量や建物の状況などを調査して決めています。 平成24年度から進めてきた除染作業は、今年度中の完了を目標に全力で取り組んでおり、終了後も継続してモニタリングなどを行っていきます。エコに関する旬な話題を勉強しよう!東日本大震災から5年。福島第一原子力発電所の事故があった福島県では、放射性物質を取り除く除染や、食品の安全を確認する検査など、安心して暮らせる環境を整えるための取り組みが日々行われています。避難指示が解除された地域では、故郷に戻って生活を始める人も増えてきました。復興に向けて歩み続ける福島の現在を学んでみましょう。福島県復興の現在今月の授業1時間目 「除染」ってどんなことをするの?第2特集除放射性物質がついた土を削って取り除き、トラックで運び出すいま16