ブックタイトルエコジン04・05月号
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エコジン04・05月号
時間目「私たちの生活環境の中にあるさまざまな化学物質が子どもの健康に影響を与えているのではないか」という仮説を立てて調査を行っています。さらに社会的要因、生活習慣要因、遺伝要因なども合わせてチェックしながら、子どもの身体発育や、精神神経発達障害、アレルギーなどの免疫系の異常、肥満などの代謝・内分泌系の異常などとの関連性を調べます。子どもの健康に影響を与える可能性がある化学物質以外の要因も合わせて調べます時間目採血時には、少しでも子どもの不安を和らげるような工夫も母親、父親、子どもから血液、尿、臍帯血、毛髪、母乳を提供してもらい、化学物質などを測定します。出生後6カ月以降は、年に2回、生活環境などの項目からなる質問票に回答してもらいます。また、2014年度からは10万人の参加者の中から5,000人の方にお願いし、より詳細な調査を定期的に行っています。その内容は、家庭訪問によるハウスダストの採取や化学物質の濃度測定などの環境調査、精神・神経発達に関する検査、採血や健康状態の確認を行う医学的検査からなります。17