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概要

エコジン02・03月号

量(LESSON 1キーワードからCOPを学ぼう!地球温暖化への対策のため、世界の代表が集まって話し合う会議「COP」。COPってなに?具体的にどんなことを話し合うの?というあなたのために、まずはCOPを知るための6つのキーワードを解説します。KEY WORD1世界の温室効果ガス排出量世界のエネルギー起源CO?排出量は、1990年にはは?■世界のエネルギー起源CO206億tだったのに対し、2013年には322億tに増加している。そのうち、中国と米国が世界の40%以上を排出しているのが現状だ。さらに今後、多くの途上国で排出量が急増することが予想されており、各国が連その他31.3%世界のCO?排出量322億t中国28.0%?排出2013年)携し対策に当たることが必要となっている。日本3.8%アメリカ15.9%出典:I E A「C O? EMISSIONS FROM FUELCOMBUSTION」2015を元に環境省作成ロシア4.8%インド5 . 8%EU28カ国10.4%KEY WORD 2COPってどんな会議?「COP」とは、Conference of the Parties、「締約国会議」の略称であり、1992年に採択され、94年に発効した「国連気候変動枠組条約」の締約国が集まり、条約に基づいて地球温暖化問題への対策について話し合う世界的な会議のこと。気候変動枠組条約には、現在世界の195の国と1地域(欧州連合)が参加しており、1995年以降、毎年年末に締約国会議( COP)が開催されている。この条約は、「大気中の温室効果ガス濃度を影響のないレベルで安定化させる」ことを目的とし、その達成のため「共通だが差異のある責任※1」等の原則や、各国が行うべき義務などを定めている。2015年に行われた21回目の会議COP21※2で、2020年以降の世界の取り組みについて合意が得られた。※1気候変動は人類の共通の課題であり、各国とも気候変動に対処する共通の責任を負うが、その責任の度合いについては国によって異なるとする考え方※2 COPの後の数字は会議の開催回数を示す08エコジン