ブックタイトルエコジン０２・０３月号

概要

エコジン０２・０３月号

エコ・ファースト制度の詳しい情報はhttp://www.env.go.jp/guide/info/eco-first/活に影響をもたらすだけでなく、企業活動も継続できなくなってしまいます。環境課題を解決するためには“環境対策を組み入れた持続可能な企業経営”が不可欠なのです」3つの活動領域において定められた環境長期目標は、いずれも挑戦的なものだ。「自然と共生する」活動の長期目標では「生物多様性ノーネットロス」を掲げる。これは、事業活動が生物多様性に与える影響を最小化すると同時に、生物多様性の復元など貢献活動を行うことによって「生態系全体での損失を相殺する」という考え方だ。「資源を大切に使う」活動においては、「100%サステナブルマテリアル化」という長期目標を掲げ、「原材料使用量の削減」「資源を循環させ、効率よく活用する」「再生可能資源の拡充・多様化」などの活動を進めている。「CO?を減らす」活動では、2008年の洞爺湖サミットで合意された「2050年までに世界全体の温室効果ガス排出を少なくとも50%減らす」という目標に貢献することを目指し、「モノづくりにおけるCO?排出削減」と「タイヤの転がり抵抗低減によるCO?排出削減」に取り組んでいる。2050年以降までを視野に入れた環境経営を進めるブリヂストン。そこには、世界最大のタイヤ会社・ゴム会社としての責任とプライドが感じられる。ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール「未来を担う子どもたちの目に映る自然を描いてもらい、大人も含めた多くの人々が、かけがえのない地球環境をしっかりと認識し、残していきたい」という願いを込めた取り組み。2003年から毎年実施され、全国各地から多くの作品が寄せられている。受賞者には、親子ペアでのエコツアーなど、さまざまな賞品が贈られる。リトレッドタイヤの展開拡大リトレッドタイヤとは、すり減ったタイヤのトレッドゴム(路面と接する部分)を貼り替えて再使用できるようにしたタイヤのこと。リトレッドタイヤには、新品タイヤに比べ、「製造時に必要な石油資源が3分の1以下」「生産時のCO?排出量削減」「長寿命化による廃タイヤの削減」などのメリットがある。ユーザーのニーズに応じ、リトレッドタイヤの販売を促進することで環境に貢献する。我が社の約束循環型社会の実現に向け、リトレッドタイヤの展開拡大などの3R活動を推進します。自然共生社会の実現に向けた、生物多様性の保全活動を推進します。地域社会や子どもたち、従業員とともに環境意識を醸成する独自の環境コミュニケーションを推進します。低炭素社会の実現に向け、海外も含めたグループ全体で「CO?削減目標」の取り組みを推進します。https://www.eco1st.jp/company.html?id=4323