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概要

エコジン04・05月号

エコ・ファースト制度の詳しい情報はhttp://www.env.go.jp/guide/info/eco-first/改善や、教育分野での支援などさまざまな活動を行っていますが、その中心とも言えるのが『耕作放棄地の再生支援活動』です。日本国内の農業活性化とともに、生物の生息・生育環境として、また、景観維持や文化伝承の観点からも重要な地域である里地里山を保全したいという思いも込めています」農業分野では、新技術の導入・農業機械開発などによる環境保全に取り組んでいる。「鉄コーティング直は播栽培」もそのひとつだ。ちょく「従来の一般的な米づくりでは、田植え前の2~4月にビニールハウス内で苗を育てる作業が必要でした。水田に直接種子を播く直播栽培ではこの作業が不要になるため、育苗施設の暖房に使用するエネルギーおよび保温資材(ビニールなど)が削減できます。種子が水田で浮いてしまわないよう、自然物の鉄粉と焼石膏でコーティングして重くすることで、従来のコーティングよりも表面が硬くなるので鳥害が減り、また病害も減らすことができます」。環境汚染や地球の砂漠化、世界人口の増加が進む昨今、「食料・水・環境」は、いずれもこれから世界中で注目されていく分野だ。世界展開を推し進めるクボタの環境対策は、今後ますますインパクトを強めていくに違いない。耕作放棄地再生支援全国で40万ヘクタール(*)におよぶ耕作放棄地の解消への貢献を目的に20 08年にスタートした取組。クボタの農業機械とオペレーターを派遣して、農地の復元整備(草刈り・耕うん・整地など)や作物栽培作業(播種・中間管理・収穫など)の一部を現場状況に応じて支援している。これまでに全国29府県のべ123カ所、178ヘクタールの耕作放棄地再生支援に取り組んでいる。*出典:農林水産省統計部「平成22年農林業センサス」我が社の約束パーム油廃液を処理しバイオガスを回収インドネシア、マレーシアの重要輸出産品であるパーム油の搾油プロセスで発生する廃液は、ため池で処理されることが多く、廃液からの温室効果ガス(メタンガス)の大気放散や排水による水質汚染が大きな問題となっている。クボタは、独自の膜型メタン発酵技術と自社製の膜を利用した排水処理技術を取り入れたパーム油廃液処理設備を両国で納入。排水の処理だけでなく、廃液から回収したバイオガスを利用して発電される電力を搾油工場内設備の動力源などとして利用している。循環型社会の形成に向けた取り組みを積極的に実施します。地球温暖化の防止に向けた取り組みを重点的に実施します。大気環境への負荷低減に取り組みます。環境配慮性の高い製品の開発に取り組みます。生物多様性の保全のための活動を推進します。https://www.eco1st.jp/company.html?id=3223