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概要

エコジン02・03月号

携帯ストラップから大型建造物まで木を活用して持続可能な循環型社会を実現ハッケン!オークヴィレッジ株式会社1974年の創設以来、携帯ストラップから大型建造物まで、日本の木を活用したものづくりを行ってきた。「100年かかって育った木は100年使えるものに」を合言葉に、「木」という再生可能資源を用いて持続可能な循環型社会を実現しようと提案し続けている。同社では、バット製造過程で「不適格」となった材料(割れや節が原因でバットに使われなかった材料)をスポーツメーカーのミズノ株式会社から引き取って有効活用し、キーホルダーや小物を製造する事業も展開。その売り上げの一部はNPO法人「ドングリの会」へ寄付され、野球のバット材として使われる「アオダモ」などの木の植樹・育林活動に役立てられている。木の手触りが心地よいおもちゃは、飛騨の匠の手づくり。エコに取り組む地域にフォーカス!環境問題への関心の高まりとともに、日本の各地でも地域を主体とした環境配慮型の社会づくりが行われています。ここでは地域主導モデルとして期待される、全国の先進的な取組を紹介します。文/梅澤聡岐阜県高山市岐阜県北部に位置し、日本最大の市域面積を有する。その市域の92%が森林という森林都市。豊富な森林資源に恵まれ、江戸時代は天領として栄えた。中心市街地には当時の城下町・商家町の姿が保全されており、その景観から「飛騨の小京都」と呼ばれている。高山市岐阜県世帯数:35,058世帯総人口:91,556人(2015年1月1日現在)再エネ多様性里山低炭素3R26