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概要

エコジン02・03月号

時間目2014年12月、常磐自動車道の浪江IC(インターチェンジ)~南相馬IC間(18.4km)と、相馬IC~山元IC間(23.3km)が開通しました。浪江~南相馬間は、東日本大震災と原発事故の影響で工事が一時中断していましたが、国による除染とインフラの復旧・整備工事の一体的施工が急ピッチで進み、早期開通に至りました。残る常磐富岡IC~浪江IC(14.3km)についても3月1日に開通が予定されており、これによって常磐自動車道は全線開通することになります。また、避難指示解除準備区域に指定されている楢葉町では、国による除染が2014年3月末で終了したことを受け、不通だったJR常磐線広野駅~竜田駅間の8.5kmが、同年6月、3年3ヶ月ぶりに再開通しました。避難住民の帰還を促進する鍵となる交通網の整備が着々と進んでいます。(上)常磐自動車道の開通記念式典で、テープカットをする様子(下)JR常磐線の記念イベントでは、竜田駅に約100名の町民が詰めかけた時間目除染作業員の方たちへの感謝の気持ちを込めたステッカーをヘルメットに貼ってもらう、「サンクスヘルメット」の取組が福島県内に広がっています。これは、「福島の再生を目指して」との想いのもとに県内のマスコミ各社が結束した「ONEふくしま」が企画し、環境省が協力している取組の一つです。2014年10月12日には、郡山市で「ONEふくしまサンクスヘルメット贈呈式With川嶋あいLIVE」を開催。地元の子どもたちから作業員の方たちへの感謝の気持ちがこもったメッセージシールが貼られたヘルメットが手渡されました。当日は、郡山市内の小中学生などから寄せられた864通のメッセージがステージを彩り、歌手の川嶋あいさんが福島への応援ソングを披露。その後、10月31日には川俣町山木屋地区でも約2,100名の作業員の方たちにステッカーが贈られました。(上)感謝の気持ちがこもった、メッセージシール付きのヘルメット(下)郡山市で行われたイベントでの記念撮影。除染作業員の代表7人が参加した17