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概要

エコジン10・11月号

カンタンにできる、縫って作る小物実はお裁縫が苦手な人にも、ラクチンにできてしまう布小物がたくさんあります。たとえば、鍋敷きやフキンなら、はぎれや古布を重ねて、ざっくりラフにぬうだけで大丈夫。着古したTシャツや“いまいち”なはぎれは、中に挟んで厚み出しに使い、表と裏だけ好きな布を使えばOKです。多少ラインが曲がっていても愛嬌ですが、布にマスキングテープを貼って、そのラインに沿って縫うとまっすぐな縫い目に仕上がります。細長いはぎれはゴムカタン糸という伸びる素材の糸を使って、真ん中をぎゅっと縫い縮め、ブレスレットやシュシュにするアイデアも。ポイント“いまいち”な布は、厚み出しに活用すべし何かと組み合わせればさらにバリエーション増ポイント身のまわりの「不用なもの」にも注目!私たちの身のまわりには、布と相性のよいものがたくさんあります。たとえばアルミ缶。アルミはカットしたり、穴をあけるのもラクなうえ、布との接着もスムーズです。きれいな丸みがついている缶底は缶バッジに、側面はぺたんこなボタンにして、色柄やサイズの組み合わせを楽しみましょう。お菓子などの空き缶は、好きな布を貼るだけで印象が変わり、可愛い小物入れに変身。また、アルミワイヤーに細長く切ったはぎれを巻けば、楽しい柄の「ワイヤー布」に。くねくねと自在に曲がるので、小さいハンガーやS字フックなどがつくれます。何気なく捨てられてしまうものの中にも、ちょっと視点を変えるだけでいきいきと生まれ変わるアイテムが、私たちの身のまわりにはたくさんあります。たとえば、はぎれ。布が大好きな私はほんの小さな切れ端でも捨てることができず、くまなく使い切れるアイデアを考えるようになりました。ハギレの他、空き箱や包装紙、リボンなど、「あ、可愛い」と思ったら、すぐに捨ててしまわずにとっておくと、意外に役立ってくれるものです。かげやま・はるみハンドメイド・クリエイター。毛糸、布、流木、ワイヤーなどの素材に目を向け、手づくりで生活を豊かにするアイデアを数多く発表。著書に「はぎれ使いきりハンドメイドBOOK」「ダンボール織り機でおしゃれこもの」(ともに日本ヴォーグ社)ほか。33