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概要

エコジン10・11月号

株式会社ノーリツ「省エネ」「創エネ」機器の開発と普及でCO?排出量の大幅な削減を推進環境配慮商品の普及を進め、社会との共生を目指す6カ年計画「新中期経営計画プランV」に則って、2016年までに、高効率給湯器「エコジョーズ」の販売構成比(台数)を高めるほか、「ダブルソーラーシステム」や「ハイブリッド給湯システム」など、環境配慮商品の開発と普及拡大を進めることでCO?排出量の削減を推進。また、今後の新エネルギー分野拡大をめざして、研究開発棟である「環境機器開発センター」と、研修施設「新エネルギー商品研修センター」を2 0 11年に新設した。ガス給湯器、石油給湯機など、私たちが毎日使う「お湯」をつくる機器を主力商材とする株式会社ノーリツ。同社製の給湯機器の国内シェアは約40%を占め、約2,000万世帯が利用している。ノーリツグループでは、年間約3万7,000トンの資源と各種エネルギーを投入し、製品のライフサイクルを通じて約1,260万トンのCO?を排出。これは、日本全体の年間CO?総排出量の約1%を占めていることになる。こうした現状について、同社管理本部CSR・環境推進室の亘秀明室長はこう語る。「原材料部品調達、事業所活動、物流、製品使用時と、製品のライフサイクル別のCO?排出量を見てみると、製品使用時が圧倒的に多く、全体の99%を占めています。そのため“持続可能な社会の実現のためには、さらなる技術革新が不可欠”という問題意識のもとに、温水機器の効率向上を追求してきました」その成果のひとつが、2012年8月に発売した「ダ24