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概要

エコジン10・11月号

豪雨による災害増加に注意!今年の夏、全国各地から大雨による災害の報告がもたらされました。これらのすべてが気候変動(地球温暖化)による影響であると一概に言うことはできません。しかし、気候変動が進むことにより、自然災害のリスクが増えることが、I P C Cにおいても予測・報告されています。もし今後、気候変動への対策を何も講じなかった場合、水不足を経験する世界人口の割合、及び主要河川の洪水の影響を受ける割合は、21世紀の温暖化水準の上昇に伴って増加することが予測されます。また高潮、沿岸洪水、海面上昇によって、低地沿岸部や小島嶼国における人的、経済的な被害のリスクが高まるとされています。注意報今後はより強い台風が日本を襲う!?台風の発生や進路には、発生海域の海水温度や湿度、太平洋高気圧の張り出し方など多くの要素が関係しています。そのため大化した台風や、勢力を保ったままの強い台風が日本にやって来ることが考えられ、被害の増加が予測されます。今後日本に影響を及ぼす台風の数や強さを文/柳澤美帆地球温暖化が引き起こす危険や、その対策をテーマ毎に紹介していきます。気候変動に関する情報の伝え手「IPCCリポートコミュニケーター」が、私たちの生活にも大きな影響を及ぼし始めています。地球温暖化は、いまやどこか遠い国のできごとではなく、予測することはまだできませんが、台風発生のメカニズムから傾向を予測することができます。日本に襲来する台風の多くは、太平洋の低緯度で発生します。台風は北上しながら、海水温が低くなることなどによってエネルギー源を失い、徐々に勢力を弱めていくのがこれまでのパターンでした。しかし地球2013年9月の台風18号によって冠水した、京都温暖化によって、日本周辺の海水温が高くの渡月橋周辺。このとき、初めての大雨の「特別なれば、エネルギーの供給を受け続け、巨警報」が発表された。(写真:共同通信社)IPCCとは?IPCCリポートコミュニケーターとは?気候変動に関する政府間パネル。気候変動について発表第5次評価報告書の内容を、広く一般の国民に伝された論文や観測データを、各国の有識者・専門家が評える活動をする人々。気象キャスターなどが中心と価し、まとめる政府間機関。5~7年ごとに最新の報告書なって、それぞれの専門分野に関する最新の気候変が公表され、現在は第5次評価報告書が作成されている。動の情報をわかりやすく伝える。20