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概要

エコジン04・05月号

発表大会イベントレポート全国各地で取り組まれているESDの成果報告を行うため、環境省主催の発表大会が行われています。ここでは、2月に仙台と東京で行われ好評を博した、2つのイベントについてレポートします。REPORT.1「東北地方ESDチャレンジプロジェクト」発表大会▲環境大臣賞を受賞した青森県八戸市立小中野小学校▲表彰状を贈呈する北川知克環境副大臣仙台国際センターにて環境省主催「東北地方ESDチャレンジプロジェクト発表大会」が2月8日に行われた。東日本大震災の経験を機に新たに取り組まれている環境教育などの活動をもとに、「3RでPartyしよう!」「エネルギーと新しい東北を考える」「伝統文化から地域を伝える」など10種類のプログラムを設定。それぞれテーマを選びチャレンジに取り組んだ東北5県の計56団体から、審査で選考された15団体が発表大会に参加した。青森、岩手、宮城、山形、福島の各県から、幼稚園・子ども園~高校、企業やNPOといった多様なグループが、それぞれの活動内容を熱心に発表した。最優秀である環境大臣賞の栄冠を勝ち取ったのは、地域の安全点検マップを作成した青森県八戸市立小中野小学校。北川環境副大臣から表彰状などが贈られた。REPORT.2「ESD KIDS FES!!!」発表大会▲「E S D子ども宣言」を発表した東京・丸の内では、11月に開かれる「ESDに関するユネスコ世界会議」のプレイベントとして、「ESD KIDS FES!!!」発表大会が2月22日に開催された。子どもが参加した環境保全活動の報告会で、全国7ブロックから選ばれたNPO、企業、小学校など10団体が、日ごろの活動内容をスライドなどを使って発表した。会場では、活動内容を発表した子どもたちが「僕たち、私たちは、やります。もっと楽しい笑顔いっぱいのE S D!大人のみなさん、世界会議を成功させて下さい」との「E S D子ども宣言」をまとめ、牧原秀樹環境大臣政務官に手渡した。環境大臣賞には、苫東・和みの森運営協議会(北海道)が選ばれた。受賞団体の子どもたちは「ESD広報大使」として任命され、世界会議が開催される愛知県、名古屋市、岡山市を応援訪問する。22