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概要

エコジン04・05月号

日本の提唱ではじまった「ESDの10年」って?地球環境問題などさまざまな世界的課題解決のために人づくりが国際理解教育環境教育重要であるとして、日本は「持続可能な社会を実現するには教育が大切」との考えから、2002年に開催されたヨハネスブルグ・サミットでE S D推進を世界に提案しました。同年の国連総会において、2005年からの10年間を「持続可能な開発のための教育多文化共生教育ESD知識・価値観行動など平和教育(ESD)の10年」とする決議案が満場一致で福祉教育人権教育採択され、国際的な取り組みとしてESDが進められています。国内でも学校や地域、企業やN P Oなど幅広い主体の人々がESDに取り組んでいます。その他関連する教育ジェンダー教育ESDに関するユネスコ世界会議って?「E S Dの1 0年」は今年で最終年を迎え、締めくりとなる世界会議が、11月に提唱国である日本で開催されます。各国から代表者を迎え、世界における10年間の取り組みが総括される場となることから注目を集めています。11月4日から8日までは岡山市で、国連機関、研究者、学校関係者などの各種ステークホルダーの会議。11月1 0日から1 2日には名古屋市で、閣僚級会合、全体の取りまとめ会合のほか、ESDに関するワークショップやテーマ別分科会が予定されています。また、2012年6月に開催されたリオ+20(国連持続可能な開発会議)では、「E S Dの10年」が終了した後もESDを推進していくことが合意されています。上:岡山市で行われる各種ステークホルダー会議の会場の一つ、岡山コンベンションセンター下:名古屋での会合の場所となる名古屋国際会議場19