ブックタイトルエコジン12・01月号

概要

エコジン12・01月号

ユーザーの信頼を確保するため、再生工程には細心の注意を払っている。例えばハードディスクやキーボードは、自社開発のシステムを用いて、新製品のテスト工程と同様に、動作・耐久性のテストを行う。さらに本体の汚れはブラシや綿棒を使い、独自開発した専用クリーナーで磨きあげるという徹底ぶりだ。2013年までの10年間でNECが出荷したリフレッシュPCは、およそ30万台にのぼる。今後の課題は、買い取り台数の拡大。従来からNECの直販サイトやコールセンターを通して、買い取りの申し込みを受け付けてきたが、新たにオーク難燃性バイオプラスチックを使用したデスクトップパソコン環境配慮型プラスチックとして、植物由来のポリ乳酸をベースに、安全な土壌成分の難燃剤などで高植物率( >75%)の優れた難燃バイオプラスチックを開発・実用化。一部部品にこのプラスチックを使用した企業向けデスクトップパソコンを2010年1月に商品化した。ションサイト「ヤフオク」の「リユース!ジャパンプロジェクト」と連携し、認知度向上を図っている。「私たちとしては、『使わなくなったNECのパソコンをどんどん売ってほしい』という思いなのですが、まだまだ、この買い取りサービスへの認知が不十分です。サポート力や技術力には自信がありますから、お客様に『リフレッシュPC』の存在をもっと知っていただいて、買い取り台数が上がるよう努力したいと考えています」我が社の約束地球温暖化の防止に向けた取組を積極的に推進します商品梱包の小型・軽量化1994年7月から、緩衝材に発泡スチロールを使用せず段ボールのみを使用した梱包箱の採用を開始。また、段ボール緩衝材の大幅な小型化により、梱包箱を従来の半分の大きさまで小型化することで、物流によるC O 2排出量も大幅に低減した。循環型社会の形成に向けた取組を積極的に推進します従業員の環境意識を向上させ、全員参加の環境意識啓発活動を推進しますhttp://www.eco1st.jp/company.html?id=45文/梅澤聡27