ブックタイトルエコジン12・01月号

概要

エコジン12・01月号

エコに取り組む企業にフォーカス!環境保全に関する先進企業が、業界のトップランナーとして環境大臣から認定を受ける「エコ・ファースト制度」。ここでは、各企業が宣言する「エコ・ファーストの約束」に基づいた、さまざまな環境保全活動を紹介します。学校ビオトープづくりを助成滋賀銀行環境と金融を融合し持続可能な社会づくりに貢献定期預金「エコプラス定期」で積み立てられた金額を県内の小中学校のビオトープづくりの資金として助成。2013年度からは「ネット投信」の電子交付サービスによる紙資源削減相当額(1件につき10 0円)もこの活動資金に充てられている。子どもたちへの環境教育とともに、お金のしくみや流れについても学んでほしいとのねらいもある。日本最大の湖・琵琶湖で知られる滋賀県に拠点を置く滋賀銀行。早くから預金や融資商品とエコを結びつけたサービスを展開するなど、環境と金融の融合を打ち出してきた。2013年10月、創立80周年を迎えた同行は、今年4月から2015年3月までの3年間を第5次長期経営計画と位置づけ、「『For theFuture with You』~お客さまと地域の持続可能な成長のために~」をテーマに、温室効果ガス排出量20%削減を目標の一つに掲げている。一見、本業とは無関係にも思えるこうした取り組みに力を入れるのは、「経済の血液」たる金融のしくみを通して、持続可能な社会づくりに貢献したい24