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概要

エコジン8・9月号

約する設計案や住まい方を提案するものだ。こうした、製品を市場に送り出す流れを「動脈」とすれば、廃棄される製品を収集し、再資源化する取り組みは「静脈」にあたる。LIXILでは住宅リフォーム店と協働で、リフォーム工事の際に発生する廃材をリサイクルする事業も展開している。さらに、日本国内や海外の子どもたちに水の大切さを伝える水の授業「水から学ぶ」などの環境教育活動も行っている。「日本の子供たちには主に地球の一員として水を大事にすることを、ベトナムでは検査キットを使って井戸水の調査を行うなど、衛生的な水を使って生活することの大切さを学んでもらいます」。住宅性能を高めて快適性を追求しながら、自然の力を上手に活用する……LIXILが提唱する「自然をかしこく生かすパッシブファースト」の考え方が、「快適でエコな暮らし方」の普及につながることが期待されている。住宅リフォーム廃材の収集・再資源化事業「LIXILエコセンター」住宅リフォーム工事で発生した使用済み製品などの廃材を有償で収集し、「LIXILエコセンター」へ運搬。職人の手作業によって徹底的に手分解・手分別する。ごみを燃やし熱を回収するサーマルリサイクルや埋め立て処分ではなく、資源として再生するマテリアルリサイクル率9 0%以上を実現している。(現在、愛知県・茨城県・宮城県の3か所)我が社の約束自然の恵みをいかした製品とサービスを提供しながら、お客さまと共にこれからの暮らしを考えます。日々の事業活動において、低炭素・資源循環・自然共生につながる運営を行います。水の環境教育「水から学ぶ」住まいの水回り商品を扱う企業として、海外や日本国内の子どもたちに水の大切さを伝える授業「水から学ぶ」を実施。写真はベトナムにて、検査キットを用いながら井戸水の調査を行っている様子。何が原因で川が汚れるのか原因を理解し、どうしたらよいか子どもたち自身が考えるきっかけを提供する。地域や社会の一員としてステークホルダーとの相互理解を深め、協働して独自の活動を行います。http://www.eco1st.jp/company.html?id=51文/梅澤聡29