エコジン4・5月号

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エコジン4・5月号

ecojininterviewKEATON YAMADAメリハリがつくことで仕事に対する集中のしかたも変わったような気がします」。東日本大震災以降、若い世代の間でも自給自足の暮らしへの関心が高まっている。便利さの追求ではない、地に足の着いた暮らしへの渇望がそこにはあるのではないか。そうキートンさんは考える。「生きる上で最小限必要なものは何か。いわば生の原点のようなことを、便利すぎると人はなかなか考えない。これからは、逆に不便を求めるくらいの勇気が必要なのかもしれません。たかだか何十年前はコンビニも携帯もなかった。もちろんあったらあったで便利ですが、それに頼り切ってしまうと、それがなくなった時にどうしていいのか分からなくなる。そんなに便利じゃなくても楽しく生きていけるよっていうことを、たとえば小さい子どもたちに教えていきたいですね」。きーとん・やまだ声優・ナレーター。1945年北海道生まれ。高校卒業後、建設会社に勤務するも、俳優を目指し上京。70年代、アニメ『サイボーグ009』『ゲッターロボ』等で声優として脚光を浴び、90年放送開始の『ちびまる子ちゃん』のナレーションで再び注目を集めた。5 9歳で初参加したホノルルマラソンを完走、以後多数のマラソンを完走している。http://www.personne.co.jp/keaton/05