エコジン4・5月号

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エコジン4・5月号

event楽しく自然に親しめる「2013新宿御苑みどりフェスタ」4月15日~5月14日は「みどりの月間」。これにちなんで、自然に親しむとともに、その恩恵に感謝することを目的とするイベントが、今年も4月29日(月)9:00~16:00に東京・新宿御苑で開催されます。自然体験プログラムが実施されるほか、自然とのふれあいの場でもある国立公園に関する情報や、生物多様性に関する情報を楽しみながら学べる内容となっています。イリオモテヤマネコやアマミノクロウサギなど着ぐるみとの記念撮影会や、ミス日本ネイチャーと楽しむネイチャーゲーム、江戸家猫八との親子野鳥教室(事前申込みが必要)など、親子で参加できるイベントも満載の予定です。http://www.jeef.or.jp/midori_festa/book東北再生のシンボルが絵本に『旅するクジラ』東日本大震災の津波被害で流されてしまった家々の柱や、曲げられた鉄材など……。「旅するクジラ」とは、そんながれきを素材とし、華道家の前野博紀氏とその仲間たち「平成のはなさかじじぃず」が各地の子どもたちとつくり続けているアート作品のこと。東北再生のシンボルとして各地で制作され、旅を続けるクジラたちの真実から、この絵本は生まれました。せつなく美しい物語に込められているのは、大海原で泳ぐクジラのように、大きく、優しく、強く生きる子どもたちになってほしいという前野さんの願い。この絵本の売り上げの一部は、震災で両親を亡くした子どもたちの支援活動に寄付されます。http://www.sotokoto.netgoods強くしなやかな国産竹100%の紙「竹紙」日本の里山風景のひとつ、竹林。しかし近年、手入れされない放置竹林が各地で問題となっています。中越パルプ工業株式会社の竹紙は、そんな国産竹を100%原料とする唯一の大量生産紙。もともと竹は空洞で硬く、運搬や加工の効率が悪いことから、紙の原料としては敬遠されてきました。しかし、同社をはじめ、伐採者やチップ生産者など地域の人々が協力することで、現在では年間2万トンを超える量の竹が集荷され、紙に活用されています。なめらかな表面の竹紙は、強くしなやかなパリッとした風合いや自然な色が特徴。ペンの走りがよいと好評の竹紙ノートのほか、包装紙、高級ブランドや美術展のフリーペーパーなどにも使われています。http://www.chuetsu-pulp.co.jp/sustainability/activity/takegami33