エコジン12・1月号

エコジン12・1月号 page 29/36

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写真中央/東京スカイツリータウンRのハイブリッド冷暖房。写真下/蓄熱槽の水面には、水面被覆材が浮かべられ、放熱量を10%程減らす効果がある。すると、エネルギー消費量は年間約48%削減、CO?排出量も年間....

写真中央/東京スカイツリータウンRのハイブリッド冷暖房。写真下/蓄熱槽の水面には、水面被覆材が浮かべられ、放熱量を10%程減らす効果がある。すると、エネルギー消費量は年間約48%削減、CO?排出量も年間40%削減できると言う。ここでさらに注目したいのが、大容量の水蓄熱槽を有している点だ。地下に7,000トンの水が入る巨大水槽を設置して、夜間電力を有効利用して、夏は5度、冬は48度の水を大量に蓄え、翌日の昼間に冷暖房に使用することで、昼間の電力使用量を抑えるというもの。「7月と9月に13~16時のウルトラピーク時の使用電力を減らそうとして、冷却装置を一切動かさず、冷水を送るポンプだけを動かしたところ、これまでの10分の1まで電力消費を抑えることができました」(今野氏)。かなりの効果が認められた、地中熱と大容量水蓄熱槽のハイブリッドパワー。これが開業後初めて迎える冬に、いかに効率的に稼働するのか、結果に期待が寄せられている。株式会社東武エネルギーマネジメントhttp://www.tobu-em.co.jp写真/有坂政晴(STUH)文/柳澤美帆ウンRのハイブリッド冷暖房環境配慮型システムが導入されているのです。29