エコジン12・1月号

エコジン12・1月号 page 27/36

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Local Power堆砂垣の役割堆砂垣には、メダケやシュロ紐など自然に還る素材を使用。砂を集めるほか、海浜植物を海側へ前進させ、砂丘を安定させる効果もある。多くの人がまちの自然に興味を持ってくだされば良いなと....

Local Power堆砂垣の役割堆砂垣には、メダケやシュロ紐など自然に還る素材を使用。砂を集めるほか、海浜植物を海側へ前進させ、砂丘を安定させる効果もある。多くの人がまちの自然に興味を持ってくだされば良いなと考えています」活動の甲斐あってか、アカウミガメの上陸回数は、例年だとシーズン中に100回前後だが、2012年は224回と倍以上の上陸の跡が確認され、その内、産卵は138回確認されている(*)。「今後もこの活動が、子どもたちの心の育成や自然保護の一助になればと思います。その中で、当社の“ものづくり”の心に通じるものを感じとってもらえれば」と所長は思いを寄せている。*NPO法人表浜ネットワーク調べVOICE昨年からこの活動に参加しています。子どもたちはもちろん、参加者全員が楽しみながらアカウミガメの生態や自然環境を学ぶ姿を目の当たりにし、この活動の意義を深く感じています。筒井祐二さん株式会社デンソー豊橋製作所長プロフィール上/表浜海岸に上陸したアカウミガメ。(写真提供:NPO法人表浜ネットワーク)左/海浜植物の観察をする地元の子どもたち。2011年から現職。自社事業はもとより明海工業団地自治会の副会長として、防災・環境保護等、多くの地域貢献活動に尽力している。27