エコジン12・1月号

エコジン12・1月号 page 14/36

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化防止のための暖温「移動」をエコに。日々の「移動」に着目し、CO2排出の少ない移動にチャレンジするsmart move(スマートムーブ)。公共交通機関の利用や自転車・徒歩での移動、カーシェア・コミュニティサイクルの....

化防止のための暖温「移動」をエコに。日々の「移動」に着目し、CO2排出の少ない移動にチャレンジするsmart move(スマートムーブ)。公共交通機関の利用や自転車・徒歩での移動、カーシェア・コミュニティサイクルの利用促進、エコドライブやエコカーへの乗り換え等さまざまな取り組みを促進しています。シートアンダートレイに設置された充電コードをハンドル脇の差し込み口に挿入すれば、家庭用の100Vの電源から簡単に充電できる。ただしバッテリー保護のために、週に1度は10時間程度の押込み充電が必要。コンパクト電気自動車が、近距離移動を快適&エコに変える文/柳澤美帆バイクのように小回りがきいて機動性が高いのに、クルマが持つ安定感や安心感があるCOMS。最高速度は60km/hだが、街乗り用としては十分だ。後部にトランクがあり最大30kgまでの荷物も載せられる。走行中にCO2や大気汚染物質を一切排出せず、環境にやさしい、100%電気自動車。街には電気自動車の充電器の設置が徐々に進み、これからますます普及が進むことが期待されている。現在、国内の自動車メーカー各社からさまざまな少人数乗りの電気自動車が発売されているが、ここではその一例として、2012年7月に発表された1人乗りの超小型電気自動車「COMS(コムス)」を紹介しよう。トヨタ自動車のグループ会社・トヨタ車体が開発したもので、家庭用の100V電源で充電が可能。走行距離は6時間の満タン充電で50kmとやや短いが、名前の由来ともなっている「ちょっと(Chotto)お出かけ(Odekake)街まで(Machimade)スイスイ(Suisui)」という近距離使用では、あまり問題なそうだ。購入時は原動機付自転車と同様に車庫証明の必要がなく、車検も不要と手軽。しかし走行中はあくまで自動車なので、原付のようにヘルメットの着用や二段階右折の義務がなく、わずらわしさがない。ゴルフカートのようにドアがついていないので風雨が気になるところだが、オープンカーの幌のようなキャンバスドアをオプションでつけることも可能だ。すでに大手コンビニエンスストアが導入して配送に利用しており、手軽感のあるCOMSが、電気自動車の普及促進に今後一役買っていくのかもしれない。Click!!トヨタ車体「C O M S」http://coms.toyotabody.jp/14