エコジン12・1月号

エコジン12・1月号 page 10/36

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暖化防止のための温「シェア」してあったまろう。みんなでごはんをつくって食べて、学びや気づきもシェアできるイベント文/梅澤聡写真/有坂政晴(STUH)11月中旬、東京・港区三田にある木造住宅の居間で、30人ほどの男....

暖化防止のための温「シェア」してあったまろう。みんなでごはんをつくって食べて、学びや気づきもシェアできるイベント文/梅澤聡写真/有坂政晴(STUH)11月中旬、東京・港区三田にある木造住宅の居間で、30人ほどの男女がにぎやかに夕餉の食卓を囲んでいる。この会の名は「共奏キッチン♪」。一言で説明するなら「みんなでごはんをつくって食べる会」だ。イベントの主催者で、ITコンサルタントの高田彰一さんは「年齢も性別も職業も異なる人たちが、共にごはんをつくって食べることで関係の基礎を築き、社会的課題を率直に話し合えたらと考えたんです」と、その趣旨を語る。誰でも参加できる月1回のイベントは、この日が19回目。毎回約3割は初参加の方とか。ウォームシェアスポットとしての参加は、多摩美術大学の堀内正弘教授が「共奏キッチン♪」へ出席したことがきっかけという。「温かさとともに学びや気づきもシェアできるイベントです。ぜひ気軽に立ち寄ってほしいですね」と高田さん。Click!!共奏キッチン♪http://ja-jp.facebook.com/kyosokitchen週に1度は銭湯で、心も体もあったまろう!「エコセン」のすすめ文/梅澤聡「みんなであたたまる」といえばお風呂。公衆浴場(銭湯)の全国団体・全国公衆浴場業生活衛生同業組合連合会(全浴連)も、ウォームシェアに参加している。「実は私たちも2年前から“銭湯は温暖化防止のお役に立てます”とアピールしてきたんです」と語るのは、全浴連の渡辺悟秀さん。全浴連では「エコセンのすすめ」と銘打ったキャンペーンを行っている。銭湯で、親子のふれあいや地域の結びつきを強めるとともに、家庭で消費されるエネルギー消費の削減によってCO 2の排出を抑え、温暖化防止に貢献しようというものだ。渡辺さんは銭湯の健康効果についても紹介してくれた。「北海道大学・阿岸祐幸名誉教授の実験では、リラックスしたときに出るα波は、大きな浴槽でより多く発生することが立証されたんです」。さあ、銭湯で人との絆を深め、心を穏やかにし、地球温暖化防止にも貢献しよう!Click!!全国浴場組合http://1010.or.jp/zenyoku/10