エコジン10・11月号

エコジン10・11月号 page 27/36

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Local Power風力発電街路灯、投光器噴水装置太陽光発電地域直流グリッド照明・家電燃料電池蓄電池大潟村の地域版スマートグリッド概念図風力や太陽光により発電した電力は、エネルギーロスをなくすため、そのまま直....

Local Power風力発電街路灯、投光器噴水装置太陽光発電地域直流グリッド照明・家電燃料電池蓄電池大潟村の地域版スマートグリッド概念図風力や太陽光により発電した電力は、エネルギーロスをなくすため、そのまま直流で供給されるシステムになっている。ぼ順調にシステムは稼働している。「ただ供給先を大規模に拡大するとなると、現在のモデルをベースとして汎用モデルを作り上げる必要がある」と県の担当課では話す。今後しばらくは供給地域を広げることなく、機器の実用度を高めるための研究に時間を費やす方針だ。それに加えて、今後はこの場所をオープンラボ化する考え。県内の企業が関連部品の開発に参画することで、産業が活性化すればと、県では期待を寄せている。上/道の駅「おおがた」に設置されている、「スパイラルマグナス風車」と「太陽光発電装置」。左/発電された電力は道の駅内の施設「産直センター」の一部の照明設備にも使用。VOICE秋田県には電子部品製造関連企業の集積があります。今後は地域直流グリッドの構築だけでなく、県内の製造業の振興につなげて、各企業が新しい可能性を見つけてくれればと考えています。小西弘紀さん秋田県産業労働部資源エネルギー産業課副主幹兼新エネルギー産業班長プロフィール2 0 10年から現職。産業振興の面からスマートグリッド関連の実証事業を含む、多くのエネルギー事業を統括している。27